記事「MQL5の構造体とデータ表示メソッド」についてのディスカッション

 

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この記事では、MqlDateTime、MqlTick、MqlRates、MqlBookInfoの各構造体と、それらからデータを表示するメソッドについて見ていきます。構造体のすべてのフィールドを表示するためには、標準的なArrayPrint()関数があります。この関数では、配列に含まれるデータを便利な表形式で、扱われる構造体の型とともに表示します。

MqlParamおよびMqlTradeRequest構造体は、指標を作成し、取引リクエストをサーバーに送信するための技術情報を送信します。完成した構造体のデータ送信結果に応じて、構造体の必要項目を埋めていきます。言い換えれば、これらの構造体では、プログラマーがこれらの構造体のフィールドに記入したデータを表示する必要は特にありません。
しかし、残りの構造体はクエリ結果を返し、各フィールドはターミナルサブシステムか取引サーバーによって埋められます。このような構造体からデータを取得したり、プログラムによって構造体のフィールドに入力されたデータを分析したり、あるいはログに出力して手動で分析したりすることは、プログラム上の意思決定や、論理エラーの発生箇所を把握発見するために非常に便利で必要なことです。


構造体のすべてのフィールドを表示するためには、標準的なArrayPrint()関数があります。この関数では、配列に含まれるデータを便利な表形式で、扱われる構造体の型とともに表示します。しかし、表形式で表現するよりも便利なために、構造体から別の形式でデータを表示する必要があることもあります。たとえば、構造体のすべてのフィールドを、ヘッダーと対応するデータとともに1行で表示する必要があるかもしれません。大量のデータを分析するには、こちらの方が便利かもしれません。同時に、構造体フィールドの説明や対応するデータの別の表現など、より詳細なビューが必要な場合もあります。

作者: Artyom Trishkin