Return Strategy - MetaTrader 5のためのエキスパート

アイディアの著者: Andrey Kornishkin

MQL5コードの著者: barabashkakvn

未決済のリミット注文で操作します。

主なアイディア

Start Hourで各種類(指値買いと指値売り)の指値注文のグリッドをNumber of pending ordersから設定すれば、1つ以上の未決注文が発動されます。すると、価格は指値注文が配置されたグリッドのバーの始値に必然的に戻ります。

例えば、19:00(Start Hour = 19)に4件の(Number of pending orders = 4)指値買いと4件の指値売り注文を出すとします。1つ以上の未決注文が発動されると、価格は19時バーの始値に戻ります。

注: Start Hourには取引口座に未決注文はないはずです。

グリッドの構築

Distance(現行価格からの距離)+ N * Step(未決注文間のステップ)

Expiration有効期間の値は、指値注文で時間単位で設定されます。

ポジション決済と指値注文の削除

すべてのポジションの合計利益が"Total profit"ポイントになると、すべてのポジションが決済されて未決注文は削除されます。未決注文は"End Hour"で強制的に削除されます。

入力

• Stop Loss(ピップ単位) - stop loss;
• Start Hour - 指値注文が出された時刻(時間単位)
• End Hour - 指値注文が削除される時刻(時間単位)
• Total profit(ピップ単位) - when this profit is reached, all positions are closed, while pending orders are removed;
• Trailing Stop(ピップ単位) - trailing("0" - disable trailing);
• Trailing Step(ピップ単位) - trailing step;
• Distance - 現行価格から初めの指値注文への距離
• Step - 未決注文間の距離
• Number of pending orders - 各種類の未決注文の数
• Expiration(in hours) - 未決注文間の寿命(時間単位)
• Lots - 未決注文間の固定数量
• Risk - 取引あたりのリスク%として計算された未決注文の動的数量
• magic number - EAの一意のID

2018.01.01～2018.07.12、EURUSD、H1での最適化: