Pivots Levels
- インディケータ
- Garfield Heron
- バージョン: 1.1
- アップデート済み: 31 1月 2025
- アクティベーション: 5
要約
このインジケーターは、さまざまな計算方法を用いて複数のピボットポイント(サポートとレジスタンスレベル)を表示し、外観のカスタマイズや価格がレベルにタッチした際のアラート機能を備えています。異なる時間軸で動作し、過去のバーに歴史的なレベルを表示するか、現在のレベルのみを表示することが可能です。
概要
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目的:チャート上に動的なピボットレベル(Pivot、S1-S4、R1-R4)をプロットし、潜在的な価格反転ゾーンを特定するのに役立ちます。
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主な特徴:
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7つの計算方法(クラシック、カマリラ、ウッディ、フィボナッチなど)をサポート。
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現在の期間(「今日」)または過去のバーにわたる歴史的なレベルを表示。
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色、線のスタイル、太さのカスタマイズや価格タッチ時のアラート機能。
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入力パラメータ
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時間軸:ピボット計算の基準期間(例:日足、週足)。
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計算モード:
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クラシック1/2:伝統的な (高値+安値+終値)/3 の式を使用。
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カマリラ:前日の終値とレンジを基に密なレベルを計算。
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ウッディ:現在の始値を組み込む。
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フィボナッチ/フィボナッチ・リトレースメント:前日のレンジにフィボナッチ比率を適用。
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フロア:クラシック式を改良した追加レベル。
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表示モード:現在の期間または過去のバーのレベルを表示。
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視覚的カスタマイズ:ラベル、価格タグ、線の色/スタイル/太さの切り替え。
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アラート:価格がレベルに触れた際にポップアップ、メール、音声、通知をトリガー。
インジケーターのロジック
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データ処理:
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選択した時間軸の過去価格データ(高値、安値、終値、始値)を使用。
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「日曜日を含む」が無効の場合、週末を調整。
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歴史モードでは過去のバーにレベルをプロット、今日モードでは未来に延びる水平線を描画。
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計算方法の例:
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クラシック1:
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ピボット (PP) = (高値 + 安値 + 終値) / 3
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R1 = 2PP − 安値、S1 = 2PP − 高値
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カマリラ:
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R1 = 終値 + 1.1/12 * (高値 − 安値)
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S1 = 終値 − 1.1/12 * (高値 − 安値)
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フィボナッチ・リトレースメント:前日のレンジの38.2%、61.8%などを基準。
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視覚化:
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各レベルを OBJ_TREND でトレンドラインとして描画。
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価格タグとテキストラベルを追加。
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ユーザーの設定に応じて表示/非表示をバッファで制御。
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アラート:
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価格がピボットレベルを跨ぐ動きを監視。
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レベルがタッチされると、ポップアップ/メール/音声/通知で警告。
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使用例
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デイトレード:1時間足でカマリラを使用し、短期反転を捕捉。
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スイングトレード:日足でフィボナッチレベルを適用し、重要なゾーンを特定。
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バックテスト:歴史モードで過去のピボット反応を分析。
利点
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柔軟性:異なる取引スタイルに適した複数の計算方法。
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カスタマイズ性:外観とアラートの完全な制御。
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マルチ時間軸:チャートの時間軸より長い期間でも動作可能。
制限
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歴史モードの再描画:過去のバーに描画されたレベルはリアルタイム条件を反映しない場合あり。
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週末ギャップ:市場が週末に閉じる場合の調整が必要な可能性。
表示例
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チャート表示:カスタマイズ可能なスタイルで「P, S1-S4, R1-R4」の水平線。
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アラート例:メール/ポップアップで「EURUSD (Cam 日足) - R1 (1.1850) タッチ」を通知。
このインジケーターは、ピボットポイントを重視するトレーダー向けの多機能ツールで、分析的深度とリアルタイムアラートを兼ね備えています。