記事"グラフィカルインタフェース II:メニュー項目要素(チャプター1)"についてのディスカッション

 

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シリーズの第二部では、メインメニュー、コンテキストメニューなどのインターフェイス要素の開発の詳細をお話しします。また、要素の描画にもふれ、そのための特別なクラスを作成します。カスタムイベントを含むプログラムイベントの管理なども詳しく話し合われます。

最初のシリーズの章では、グラフィカルインタフェースを作成するためのライブラリの主な構造開発の完全な工程をお話しました。そこでは、グラフィカルインタフェースの第一及び主要素であるコントロールフォームが作成されました。シリーズ第一弾のグラフィカルインタフェース I: ライブラリストラクチャの準備(チャプター 1)ではライブラリの目的を詳細に考察します。第一部の記事へのリンクの完全なリストは各章の終わりにあります。そこではまた、開発の現段階でのライブラリの完全版をダウンロードすることができます。ファイルはアーカイブと同じディレクトリに配置される必要があります。

プログラムのメインメニュー

メインメニューを有していないプログラムを見つけることは困難です。MetaTrader 端末もまた、このインタフェース要素をを持っています(下のスクリーンショットを参照)。通常、メニューは、プログラムウィンドウの左上部に位置し、いく つかの項目で構成されています。メニュー項目上でマウスを左クリックすると、プログラムのオプションを持つドロップダウンリストが表示されます。

図1。MetaTrader 5 端末のメインメニュー

図1。MetaTrader 5 端末のメインメニュー

このドロップダウンリストはコンテキストメニューと呼ばれ、いくつかのタイプのアイテムを含めることができます。そのいくつかを詳しく考察していきましょう。

  • ボタンこれは、コンテキストメニューで、最も単純な要素です。通常、左クリックは、プログラムの拡張機能設定または情報提供のためのウィンド ウを開きます。また、非常に単純な機能がある場合もあります。ボタンの項目がクリックされた後、プログラム・インターフェースの外観の何かが変更されま す。
  • チェックボックス型の2つの状態を持つ項目この要素は プロセスを有効にするか、プログラムインターフェースを開く(可視化)のに使用することができます。これが発生すると、この項目はその外観を変更し、状態をアプリケーションユーザに示します。
  • 項目グループこのグループでは一つの項目だけを有効にすることができます。このタイプのコントロールは、ラジオボタンやスイッチと呼ばれています。本稿ではこれをラジオ項目と呼びます。
  • コンテキストメニューを呼び出す項目メインプログラムファイルから呼び出されたコンテキストメニューは、コンテキストメニューを含む複数の項目を持つことができます。項目のクリック後、コンテキストメニューは右側に表示されます。

作者: Anatoli Kazharski