記事"トレンド・ハント"についてのディスカッション

 

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本稿は、利益トレードのボリューム増加のアルゴリズムについて説明します。またMQL4 の方法を使用したその実装を提供します。

アルゴリズムのコンセプト

利益の出るトレードのボリュームを蓄積することで、われわれが出会う市場動向から私大利益を得ることができるのです。ただし、ボリュームはリスクを 高めることにつながらないよう蓄積されるべきです。本稿では、そういったボリューム蓄積のアルゴリズムの一つについて説明します。

まず、参照ポイント-最初の主なトレード、が必要です。主要トレードは補助的トレードそれぞれより大きなボリュームである必要があります。主要ト レードのボリュームが 0.2 ロット、補助トレードのボリュームが 0.1 ロットだとします。トレーリングストップロスは全トレードに適用され、たとえば50ポイントです。主要トレードの利益が +100 ポイントに到達すると、ストップロスは +50 となります。このとき、0.1 ロットのトレードは -50 ポイントのストップロスと共にオープンします。価格が戻った場合、どちらのトレードもストップロス注文によりクローズとなります。取得した利益は0.2 ロットの50ポイントに等しく、損失は 0.1 ロットの ⁻50ポイントとなります。トータルで利益は0.1ロットの50ポイントとなります。これで損失保護は達成され、同時にトレードボリュームは増加します。

トレードが必要な方向で変動を続ければ、補助トレードの利益が +50 ポイントに到達すると、トレーリングストップが有効となります。主要トレードで利益が200ポイントに、補助取引で100ポイントに到達すると、補助ト レードがもう一つオープンします。SL が再び -50 になります。等々。

このひじょうにシンプルな方法によりロット蓄積からよい利益を得ることができるのです。同時にリスクは最小限に抑えられます。実際、ここでのリスク は主要トレードの一部を失うだけです。すなわち、1番目の補助トレードが損失を出すリスクです。これは損失のリスクではありません。これは利益をフルに得 ることのないリスクです。

標準的なトレーリング ストップ ロスにより利益がある場合のみトレーリング トレードを許可するのです。必要な利益を得る前にそれが補助トレードで行われると、ロット蓄積へのそのアプローチの利益性が高まります。MQL4 の手段で補助注文をオープンするのを最適化するのと同様、これを行うことができます。

Expert Advisor がチャートにアタッチされるとき、2本の矢印を描きます。

作者: Eryomin Sergey