記事"初心者向け MQL4 言語カスタムインディケータ(パート 2)"についてのディスカッション

 

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本稿は『初心者向け MQL4 言語』シリーズの第5弾です。今日はグラフィカルオブジェクトの使用について学習します。それはインディケータを使用する機能を実質的に広げる強力な作成ツールです。また、スクリプトや Expert Advisor でも利用可能です。それからオブジェクトの作成、そのパラメータ変更、エラーチェックについても学習します。もちろん、すべてのオブジェクトの詳細を説明することはできません。ひじょうに数が多いのです。ですが、ご自身で学習できるように必要な知識は得られることでしょう。本稿には複雑なシグナルインディケータの作成の段階的なガイド例を盛り込んでいます。そこでは多くのパラメータは調整可能で、それによりインディケータの表示変更が簡単になります。

MetaTrader 4 ターミナルで作業をするとき、頻繁に扱うものです。グラフィカルオブジェクトはさまざまな目的で利用することができます。トレーダーはサポートおよびレジ スタンスレベル、ピボットポイント、フィボナッチレベルなどを設定します。オブジェクト使用の簡単な例を見ていきます。

このチャートには4つのグラフィカルオブジェクトがアタッチされています。

  • 2 本の横線
  • テキストオブジェクト
  • オブジェクトシンボル(矢印)

今日はMQL4 を用いてそのようなオブジェクトをアタッチする方法を学習します。オブジェクトを使うことでマニュアル操作がいくつ自動化されるかちょっと想像してくださ い。たとえば、これまでピボットポイントやサポートおよびレジスタンスレベルを計算して、マニュアルで描画したことがありますか?それほどの作業ではあり ませんが、この手順が MQL4 で自動化されれば、ターミナルがレベルに応じて自分で計算と描画を行うのです。みなさんがするのはスクリプト名をクリックするだけで、それですべてが行わ れるのです。また、グラフィカルオブジェクトを使用することで、ひじょうに有用なシグナルインディケータを書くことができます。



オブジェクト作業のコンセプト

MQL4 ですべてのグラフィカルオブジェクトで作業するアルゴリズムは以下です。

  • オブジェクトを作成する
  • そのパラメータ(移動、色変更、スタイル等)を変更する
  • オブジェクトを削除する

これは一定の『ライフサイクル』です。それでは段階ごとに詳しく説明します。

作者: Antoniuk Oleg