記事"初心者向け MQL4 言語テクニカルインディケータと組み込み関数"についてのディスカッション

 

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本稿は『初心者向け MQL4 言語』シリーズの第3弾です。ここでは組み込み関数およびテクニカルインディケータと連携する関数の使い方を学習します。後者はご自身の Expert Advisor やインディケータをさらに発展させる上で基本となるものです。また、簡単な例で、市場参入のためのトレードシグナルの追跡法を見て、インディケータを正しく使用する方法が理解できるようにします。本稿が終わるころには、みなさんはこの言語自体について何か新しいおもしろいことを学んでいることでしょう。

はじめに

本稿は『初心者向け MQL4 言語』シリーズの第3弾です。最初の2稿では、のちの作成の基本となるMQL4 の基礎を学びました。ここでは組み込み関数およびテクニカルインディケータと連携する関数の使い方を学習します。後者はみなさんの Expert Advisor やインディケータをさらに発展させる上で基本となるものです。また、簡単な例で、市場参入のためのトレードシグナルの追跡法を見て、インディケータを正し く使用する方法が理解できるようにします。本稿が終わるころには、みなさんはこの言語自体について何か新しいおもしろいことを学んでいることでしょう。

テクニカルインディケータ関数の正しい使い方

これら関数を正しく使うために、インディケータがどのように配され、それ(トレードシグナル)をどのように使うかを正確に知る必要があります。もち ろんそれらはご自身の Expert Advisor やインディケータで使用するべきものです。それでもなお、宿題として、いずれかのインディケータ(自分で選びます)のシグナルを基にエンタリングポイント を伝えるスクリプトを書いてみてください。

例として、その宿題の課題を書いてみます。ストキャスティック オシレータのトレードシグナルを基にエンタリングポイントを示すものとします。市場エンターに以下のルールを採用します。
メインラインがシグナルラインより高くなったら買う。メインラインがシグナルラインより低いところまで落ちたら売る。
絵では、エンタリングポイントが丸で囲まれています。

まず、変数をいくつか宣言します。そこに現行バーおよび前回バーにおけるシグナルラインとメインラインの値を格納するのです。

double mainLine;
double prevMainLine;
double signalLine;
double prevSignalLine;

作者: Antoniuk Oleg