記事"初心者向け MQL4 言語はじめに"についてのディスカッション

 

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この記事シリーズは、プログラミングのことは何も知らないが、最短の時間、最小の労力でできるだけ速く MQL4 言語を学びたいという願いを持つトレーダーを対象としています。みなさんが『オブジェクト指向』、『三次元配列』などのフレーズに恐れをいだいているなら、本稿はそんな人が必要とするものです。レッスンは最大に迅速な結果を出すために作成されています。そのうえ、情報は理解しやすいように提供されています。理論を深く掘り下げすぎることはしませんが、初回レッスンですでに実用的な効用を得ることでしょう。

まず、この言語を使って一体何ができるのか見てみます。それはスクリプト、カスタムインディケータ、エキスパート アドバイザー、ライブラリを書くためのものです。


  • スクリプトとは一連のコマンドで、依頼に応じて一度だけプログラムを実行するものです。トレードで毎日行う処理を代行してくれます。たとえば、インデントを開くときです。スクリプトは特定の関数も操作します。たとえばチャート分析、統計的情報作成です。
  • カスタムインディケータはテクニカルインディケータで、内蔵インディケータに追加して書かれるものです。チャートやその他 視覚情報を作成します。スクリプトとは異なり、カスタムインディケータは価格変化するたびに、すなわちティック毎に動作します。インディケータが表示する ものを決定するのは、みなさん自身だけです。使い物にならない空のチャートである可能性もあれば、市場の状況においてみなさんを正しい方向に導くのに役立 つものともなります。たとえば、市場が経験しているトレンドがどんな状況なのか、それがいつなのか正確にわかっていれば、それをインディケータとして書く ことができます。
  • エキスパート アドバイザーは機械的なトレーディングシステムで、あらゆる金融商品に対応します。カスタムインディケータ のように、エキスパート アドバイザーはティック毎に動作しますが、インディケータと異なるのは、市場の状況に関して情報を伝えたり(たとえば、売りや買いの特定のアドバイスを与 えます)、みなさんの助けなしに自分で取引を行います。ターミナルは戦略が検証を行うのを支援します。それはみなさんのエキスパートアドバイザーの収益性 を迅速に評価できるようにするものです。みなさんがご自身の戦略を MQL4 言語で記述すると、ターミナルがすべての指令に冷静に従います。
  • ライブラリは特定タスクを行うための関数セットです。たとえば、アドバイザーの1つは、いつ売り、いつ買うか判断をするのに特殊な数学関数を使用します。

本項では、一般的なスクリプトを書く方法を学習します。このために、特別なプログラム- MetaEditor 4、が使用されます。開いたカスタムターミナルで F4 キーを押し、このプログラムを起動します。新規スクリプトを作成するには、MetaEditor 4 のメニューでボタン「 File → New」とクリックするか、Ctrl+N ボタンを使用します。



作者: Antoniuk Oleg