記事"再来:テクニカル分析の問題点"についてのディスカッション

 

新しい記事 再来:テクニカル分析の問題点 はパブリッシュされました:

現時点で、ファイダメンタル分析と共にテクニカル分析は株式市場を分析するうえでもっとも重要な手法のひとつです。株式市場の価格変動を予測する手法のひとつとして、テクニカル分析には、実践的適用にいくらかの疑問を投げかけるデメリットが数多くあります。

現時点で、ファイダメンタル分析と共にテクニカル分析は株式市場を分析するうえでもっとも重要な手法のひとつです。ロシアでは、ほとんどのトレー ダーがそれを利用しています。テクニカル分析のごく基本的な知識はある種市場への『入場券』だと言っても過言ではありません。:市場はそれを持たない人に は入れない場所なのです。

株式市場の価格変動を予測する手法のひとつとして、テクニカル分析には、実践的適用にいくらかの疑問を投げかけるデメリットが数多くあります。

テクニカル分析の信者は以下のようにするべきです。:『テクニカル分析には高い分析資格が必要です。適切に利用すれば、ひじょうにすぐれた結果を出 すのに役立ちます。よって、問題はテクニカル分析そのものにあるのではありません。問題は適切な利用のしかたにあるのです。』

とはいうものの、私見では、問題は分析手法としてのテクニカル分析に根ざし、市場価格動向の予測はその根本的な前提およびそのイデオロギー自体にある固有の欠陥を持つのです。

NB: エラーはすべて、市場ではなくチャートを分析しようとするテクニカル分析の野望に根ざしているのです。

市場は人になぞなぞをかけます。チャートが言葉、濡れた衣服、痛む足です。われわれは底に達する必要があります。猟師は何羽のうずらを仕留めたのでしょうか?漁師は何匹の魚を釣り上げたのでしょうか?「風呂場で死んだ」チャート屋のリストはさぞかし長いことでしょう。

チャートにオブジェクトを見つけ分析家は急いで叫びます。「私がチャートにオブジェクトをみつけるから市場は方向を変えるのだ!」ですが、その人は 違った行動をすべきです。チャートに何かを観測したら、自身に問うのです。「市場で起こっているどんな事柄でチャート上にこのグラフィカルオブジェクトが 表示されているのだろう?これは方向を変えるのか、また修正となるのか?」と。

市場で発生するプロセスの基本的内容を無視することはテクニカル分析のさらなる発展において最悪の誤りが生じました。

作者: Constantin Tsarikhin