記事"メカニカル・トレーディングシステム "スタニスラブの三角形""についてのディスカッション

 

新しい記事 メカニカル・トレーディングシステム "スタニスラブの三角形" はパブリッシュされました:

スタニスラブ・チャバショブ(Stanislav Chuvashov)氏のアイデアに基づいたメカニカル・トレーディングシステムの概要とプログラムコードを提供します。三角形の構造は上部・下部フラクタルからなる2本のラインの交差から成っています。

本稿は、将来のバーやトレンドラインの交差時の位置を計算で導きだすことを取り扱っています。トレンドライン発生規則にはTの形に近いことがあげられます。デマーク手法が最後のインターバルでTDを作成するのに関係します。

提供するアプリケーションは、本格的な自動化エキスパートアドバイザーですが、その一部をより複雑なトレーディングシステムに組み込むことができます。


交差チャネル形成の基本原則

"チャバショブの三角形"パターンの本質は、どのポイントでも2つ下部に、2つ上部に最新のフラクタルを常に確認することができるというアイディアに基づいています。トレンドラインは2つの上部フラクタルと2つの下部フラクタルから描かれます。

これら2本のラインが三角形を右に生成しようとする場合に交差します。このパターンを"チャバショブの三角形"と呼ぶのです。ラインが交差するポイントのことを頂点と呼びます。全4つのフラクタルに出現順序(左から右)順に番号を振ります。

垂線を左から2番目のフラクタルに描きます。同じように垂線を頂点にも引きます。これら2本の垂線のあいだにあるローソク足の数を、ライン上にあるローソク足も本数に含めて3で割って約分し、頂点の左にセットして3本目の垂線を引きます。

2番目のフラクタル上に引かれた垂線と中央の垂線との距離が実ブレイクスルーエリアになります。

作者: Genkov