記事"MQL5 クックブック:ОСО オーダー"についてのディスカッション

 

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トレーダーのトレーディング活動にはさまざまなメカニズムや注文同士の関係を含む相互関係がつきものです。本稿は OCO 注文処理のソリューションを提案します。新規データタイプがそこで作成されるのみならず、標準クラスは広くかかわっています。

本稿は OCO のような注文ペアタイプの処理に焦点を当てています。このメカニズムは MetaTrader 5 と競合するトレーディングターミナルいくつかに実装されているものです。OCO 注文を処理するためのパネルを持つ EA の作成例から2つの目的を達成します。一方で、標準ライブラリの特徴を説明したいと思います。その一方で、トレーダーのツールセットを拡張したいと思います。


1. OCO 注文の基礎

OCO 注文(one-cancels-the-other order:1件が別の注文を取り消す)は2件の未決注文のペアです。

それらはお互いのキャンセル関数で連結しています。第1の注文が実行されると、第2の注文は処理されないまま、またはその逆です。

図1 OCO 注文ペア

図1 OCO 注文ペア

図1 はシンプルな注文相互依存スキームです。基本的な定義を反映しています。両方の注文が存在する限りペアは存在する、というものです。論理面では、ペアのどちらか(ひとつ)の注文が基本ですが、ペアの存在には十分な条件ではありません。

ペアの1つは未決注文でもう1つは逆指し値注文、さらに注文の方くは1方向(売りか買いのどちらか)でなければならない、とするソースもあります。 私の意見では、その制限は柔軟なトレーディング戦略作成には役立たないと思います。多様な注文がペアで分析することを提案します。またもっとも重要なこと はこのペアのプログラムを試みることです。

作者: Dennis Kirichenko