記事"MQL5 クックブック:単一ウィンドウでのマルチ タイム フレームのモニター"についてのディスカッション

 

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ポジションオープンの方向を選択するとき、同時に表示されるマルチタイムフレームを持つ価格チャートがひじょうに便利だと思われます。 MetaTrader 5 クライアントターミナルには解析用タイムフレームが21備わっています。そういったウィンドウでは特別なチャートオブジェクトを利用することができます。 既存のチャートにそのチャートオブジェクトを入れ、シンボル、タイムフレーム、その他プロパティを設定することができるのです。そのようなチャートオブ ジェクトはいくつでも追加可能ですが、それをマニュアルでしようとするとかなり不便で時間のかかるものです。その上、チャートプロパティがすべてマニュア ルモードで設定できるとは限りません。

本稿ではそのようなグラフィカルオブジェクトを詳しく考察していきます。説明のために、同時にサブ ウィンドウにマルチチャートオブジェクトを設定することができるコントロール(ボタン)を持つインディケータを作成します。またチャートオブジェクトは正 確にサブウィンドウにフィットし、チャートまたはターミナルのサイズが変更されると自動で調整されます。

チャートオブジェクトを追加するためのボタンに加え、チャートプロパティを有効化/無効化するためのボタンも持ちます。それにはプログラムで変更を加えることのできるものも含みます。

MQL5 Cookbook: Monitoring Multiple Time Frames in a Single Window

作者: Anatoli Kazharski