記事「多通貨エキスパートアドバイザーの開発(第5回):可変ポジションサイズ」についてのディスカッション

 

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前回開発中のエキスパートアドバイザー(EA)は、固定されたポジションサイズのみを使用して取引をおこなうことができました。これはテスト用には許容できますが、実際の口座で取引する場合にはお勧めできません。可変のポジションサイズで取引できるようにしましょう。

前回は、再起動後にEAの状態を復元する機能を説明しました。端末の再起動、EAでのチャート時間枠の変更、より新しいバージョンのEAの起動など理由は何であっても、状態を復元することで、EAはゼロから作業を開始することなく、すでに建てられているポジションを失うことなく、処理を継続することができます。

しかし、建てたポジションのサイズは、テスト期間全体を通じて、戦略の各インスタンスで同じままでした。そのサイズはEAの起動時に設定されていました。EA操作の結果、取引口座の残高が増加した場合、リスクを増加させることなく、ポジションサイズを増加させることができるでしょう。これを活用するのが合理的なので、可変ポジションサイズの使用を実装し始めましょう。

作者: Yuriy Bykov