記事「多銘柄多期間指標のDRAW_ARROW描画タイプ」についてのディスカッション

 

新しい記事「多銘柄多期間指標のDRAW_ARROW描画タイプ」はパブリッシュされました:

この記事では、多銘柄多期間矢印指標の描画について見ていきます。また、現在のチャートの銘柄/期間と一致しない銘柄/期間で計算された矢印指標のデータを示す矢印を正しく表示するためのクラスメソッドを改善します。

多銘柄多期間指標の話題を続けます。本連載の前回の記事では、多銘柄多期間指標を取り上げました。今回の記事では、多指標クラスを矢印指標で動作するように修正します。

矢印指標は、その描画バッファでデータが常時利用可能ではないことを意味します。この値は、矢印が表示されているバッファに存在しますが、バッファに空の値が設定されていることもあります。通常はEMPTY_VALUEですが、空とみなされチャートに表示されない任意の値をバッファに設定することも可能です。これには次の関数を使用します。

PlotIndexSetDouble(buffer_index,PLOT_EMPTY_VALUE,empty_value);

ここで、buffer_indexは空に設定されたバッファインデックスであり、empty_valueはそのバッファに設定される「空の値」です。

バッファがギャップのあるデータで満たされる複数期間の指標では、矢印のない空の値の存在を考慮する必要があり、空でない値がすでに入力されているチャートバーにこれらの空の値を入力しないようにします。そうでなければ、先に配置された矢印は新しい空の値によって消去されます。これは、下位時間枠で計算された指標のデータが上位時間枠にコピーされた場合に当てはまります。

例を挙げてみます。М15バーがM5チャートに重ねられています。

ここではM5チャートのフラクタルを見ていますが、これはM15チャートのバーに取り付ける必要があります。

作者: Artyom Trishkin