記事"DoEasyライブラリの時系列(第35部): バーオブジェクトと銘柄の時系列リスト"についてのディスカッション

 

新しい記事 DoEasyライブラリの時系列(第35部): バーオブジェクトと銘柄の時系列リスト はパブリッシュされました:

本稿は、簡単で迅速なプログラム開発のためのDoEasyライブラリの作成に関する新しいシリーズの始まりとなります。本稿では、銘柄の時系列データにアクセスして操作するためのライブラリ機能を実装します。メインおよび拡張時系列バーデータを格納するバーオブジェクトを作成し、オブジェクトの検索と並び替えを容易にするために、時系列リストにバーオブジェクトを配置します。

本稿は、MetaTrader 5および4ターミナル用のプログラムを簡単に開発するためのライブラリの説明に関する新しいセクションの始まりとなります。初めのセクション(34稿)ではライブラリオブジェクトとその相互接続の概念に専念しました。この概念は、口座の現在のステータスと履歴を操作するための機能を開発するために使用されました。

現在、ライブラリには次の機能があります。

  • 任意の注文またはポジションのデータの検索、並べ替え、比較をおこなう
  • 注文およびポジションのプロパティへの迅速で便利なアクセスを提供する
  • 口座イベントを追跡する
  • 口座および銘柄データを取得および比較する
  • データベース(コレクション)内のすべての既存オブジェクトのプロパティ変更に応答し、発生したイベントの通知をプログラムに送信する

また、ライブラリが応答する必要のあるイベントをライブラリに通知したり、監視対象イベントに関する通知を送信したりすることもできます。

さらに、ターミナル取引機能と連携する機能を実装しました。また、新しいタイプの取引リクエストも作成しました。保留中取引リクエストにより、さまざまな取引条件でプログラムの動作ロジックを作成したり、新しいタイプの未決注文を作成するための機能一式を提供したりできます。
以前のセクションでは、これらすべておよびその他の多くのものが作成され、説明されました。

この2番目のセクションでは、価格データ、銘柄チャート、市場深度、指標などを操作する多くの側面を考慮しています。一般的に、今回の連載では、価格データ配列およびそれらのストレージオブジェクトとソースへの迅速なアクセス、検索、比較、並び替えのためのライブラリ機能の開発に当てられます。

作者: Artyom Trishkin