英ポンド/米ドル:2週間ぶりの高値1.5311から後退

英ポンド/米ドル:2週間ぶりの高値1.5311から後退

7 10月 2015, 14:55
Yamaguchi Katashi
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英ポンド強気派は1.53のバリアを前に買いの刺激をいったん弱め、現在1.5290近辺にある20日移動平均線まで後退している。市場では今日発表の安定の英工場データを確保する動きが続いている。
英ポンド/米ドルペアは 0.44%上昇し 1.5295を付けたが、2週間ぶりの高値1.5311からは後退している。英ポンドは買い意欲が強いものの、英鉱工業生産指数が予想を上回り、明日の英中銀会合への影響を守る動きのがあるため、上昇の刺激は限定的となっている。8月の英鉱工業生産は前月より1%上昇した。予想 0.3%上昇を上回り、7月のマイナス0.4%から上昇になった。

英ポンドは、最近の米国債利回りの上昇を受け米ドルが上昇基調にある中、1.53 の障壁を突破するのに苦戦している。指標である10年物米国債利回りは 2% から 2.076%へ上がり。2年物利回りも 2.60% から0.621%と上昇している。為替市場は本日後半に発表予定の NIESR GDP 試算値をペアの動向を占う材料として見守っている。

直近レジスタンスは 1.5347 (200MA)9 23日高値を%すれば、1.5370 が視野に入ってくる。逆サイドでは、 1.5243 (時間足 20-SMA)1.5196 (時間足 50-SMA)にサポート%が見受けられる。