MQL5での「スネーク」ゲームの作成
はじめに
本稿ではMQL5で『スネーク』ゲームのプログラム例を考察していきます。
MQLの第5バージョンからゲームのプログラムが可能となりました。これは主にカスタムイベントを含むイベント処理機能によります。オブジェクト指向プログラミングによりそのようなプログラムの設計が簡素化され、コードがわかりやすく、エラーが減少します。
本稿の読後、みなさんはOnChart イベント処理、 MQL5 標準ライブラリ クラスの使用例、あらゆる計算処理に対する一定時間後定期的に関数を呼び出すためのレシピを理解されていることになるでしょう。
ゲーム記述
『スネーク』ゲームが例としてとりあげられます。それは主に実装が簡単だからです。プログラミングに高い興味がおありのみなさんがこのゲームを書くことができます。
Wikipediaによると:
『スネーク』はビデオゲームで1970年代にゲームセンターで最初に発表されました。以来人気を誇っており、ある意味不朽の名作となっています。
プレーヤーはヘビのように細長い生き物が縁取りのある面をエサ(やその他のアイテム)をつまんだり、自分の尾やプレーエリアを囲む「壁」にぶち当たるのを避けて動き回るのをコントロールします。フィールドのバリエーションとして、その他の障害物があったりします。スネークがエサを食べるたびに、尾が長く伸び、そのためゲームが格段に難しくなります。ユーザーはスネークの頭の方向をコントロールします(上下左右に)。それにスネークの体がついてくるのです。プレーヤーはゲーム中にスネークの動きを止めることも、逆方向に動かすこともできません。
MQL5 へのこの『スネーク』実装にはいくつかの制限と特徴があります。
レベルは6段階(0~5)です。各レベルではライフは5まで使用可能です。ライフをすべて使い切るか、うまく全レベルを通過したらゲームは最初のレベルに戻ります。みなさんはご自身のレベルを作成することができます。スネークのスピードと最大長さは各レベルで同じです。
ゲームフィールドは4エレメントから構成されています。
- ゲームタイトルはチャートに位置することでゲームに使用されます。タイトルを移動すると、ゲームエレメントはすべて移動します。
- プレーフィールド 20x20のディメンションのセル配列(テーブル) です。セルはそれぞれサイズ、20x20 ピクセルです。プレーフィールドのエレメントは以下です。
- スネーク 最低3つの連続エレメントで構成されます。頭、胴体、尾です。頭は左右上下に動かせます。スネークの他のエレメントは全て頭について動きます。
- 障害物 グレーの長方形で表されます。スネークの頭が障害物にぶつかると現在レベルから再スタートとなりライフは1減ります。
- エサ エサは木の実として表示されます。スネークの頭がエサにぶつかると、スネークのサイズ(体の長さ)が増えます。12個のエサを食べると、スネークは次のレベルに進みます。
- 情報パネル(ゲームのステータスバー)次の3部分から構成されます。
- レベル 現在レベル表示
- エサの残りあとどれだけ木の実を食べないといけないかを表示します。
- ライフ は使用可能なライフ数を表示します。
- パネル 次の3種類のボタンで構成されます。
- 「スタート」ボタン 現在レベルをスタートします。
- 「ポーズ」ボタン ゲームを一時停止します。
- 「ストップ」ボタン ゲームを停止します。その間初期レベルで変換が起こります。
全エレメントは図1で確認できます。
図1 『スネーク』ゲームのエレメント
ゲームタイトルは"Button"タイプのオブジェクトです。全プレーフィールドのエレメントは"BmpLabel" タイプのオブジェクトです。情報パネルは"Edit"タイプの3つのオブジェクトで構成され、コントロールパネルはButton"タイプの3つのオブジェクトで構成されます。すべてのオブジェクトは、チャートの左上隅に対するX と Yからの距離をピクセルで定義されることで配置されます。
スネークの動きに対して、フィールドの端は障害物とならないことに注意が必要です。たとえば、スネークが左端を通り過ぎるとそれは右からまた現れます。図2でそれを表示しています。
図2 プレーフィールドを取りぬけたスネーク
スネークの頭と尾は体とは違い、回転することができます。頭の方向はスネークの移動方向もしくは隣接エレメントの位置によって決まります。尾の方向は隣接したエレメントによってのみ決まります。
たとえば、隣接した尾エレメントが左にあれば尾は左に回ります。頭の場合は少し異なります。隣接したエレメントが右にあれば、阿多はま左に回ります。下図に頭と尾の方向例が示されています。隣接するエレメントに対する頭と尾の向きに注意してください。
頭と尾の方向は左 | 頭と尾の方向は右 | 頭と尾の方向は下 | 頭と尾の方向は上 |
スネークの動きは3段階で実行されます。
- 頭のセル一つ分の動きは方向に応じて上下左右
- スネークの体の端のエレメントの前回の頭の位置への動き
- スネークの尾の、最後の体のエレメントの前回の位置への動きスネークの尾の、体の最後のエレメントの前回の位置への動き
スネークがエサを食べると、尾は動きません。その代り、体の新しいエレメントが作成され、それがスネークの体の最後のエレメントが前にあった位置に移動されます。
スネークの左への動き例を以下に図示します。
最初の位置 | 頭が1セル分左に移動 | 体の端エレメントの 頭が以前あった位置への移動d |
尾エレメントの体の端エレメントが 以前あった場所への移動 |
セオリー
次に、ゲームをプログラムするときに使うツールやテクニックについて述べます。
MQL5 標準ライブラリ
操作(作成、移動、削除)するの、に同じタイプのオブジェクト配列(たとえばプレーフィールドセル、スネークエレメント)を使用するのは好都合です。こういった配列と尾具ジェクトは MQL5 の標準ライブラリクラスを使って実装することが可能です。
MQL5 標準ライブラリ クラスの使用により、プログラムを書く手順が簡素化されます。ゲームには、次のライブラリクラスを使用します。
- CArrayObjはデータ作成 (ポインターの動的配列)用のクラスです。
- CChartObjectEdit、CChartObjectButton、 CChartObjectBmpLabelはコントロールクラスで、それぞれ、"Edit"、"Button"、"BmpLabel" を表します。
MQL5 標準ライブラリ クラスを使用するには、以下のコンパイラ指示文を使ってインクルードする必要があります。
#include <path_to_the_file_with_classes_description>
たとえば、CChartObjectButtonタイプのオブジェクト使用には以下を書く必要があります。
#include <ChartObjects\ChartObjectsTxtControls.mqh>
MQL5 参照にはファイルパスがあります。
MQL5 標準ライブラリ クラスと連携する際、重要なことは中にお互い継承するものがあるのを理解することです。たとえば、CChartObjectButtonクラスは CChartObjectEdit クラスを継承し、同じくCChartObjectEditクラスは CChatObjectLabel クラスを継承する、などです。これは派生クラスで親クラスのプロパティとメソッドが利用可能であるということです。
MQL5 標準ライブラリ クラスを利用するメリットを理解するために、ボタン作成とその実装を2とおりの方法(クラスを使う方法と使わない方法)で考察していきます。
以下はクラスを使わない例です。
//Creating a button with name "button" ObjectCreate(0,"button",OBJ_BUTTON,0,0,0); //Specifying the text on the button ObjectSetString(0,"button",OBJPROP_TEXT,"Button text"); //Specifying the button size ObjectSetInteger(0,"button",OBJPROP_XSIZE,100); ObjectSetInteger(0,"button",OBJPROP_YSIZE,20); //Specifying the button position ObjectSetInteger(0,"button",OBJPROP_XDISTANCE,10); ObjectSetInteger(0,"button",OBJPROP_YDISTANCE,10);
次はクラスを使う例です。
CChartObjectButton *button; //Creating an object of CChartObjectButton class and assign a pointer to the button variable button=new CChartObjectButton; //Creating a button with properties (in pixels): (width=100, height=20, positions: X=10,Y=10) button.Create(0,"button",0,10,10,100,20); //Specifying the text on the button button.Description("Button text");
クラスと連携するのに似ているのがわかります。また、クラスオブジェクトは配列に格納し、簡単に操作することができます。
オブジェクトコントロール クラスのメソッドとプロパティは標準ライブラリのMQL5 参照に うまく、わかりやすく記載されています
標準ライブラリのCArrayObjクラスを使用し、オブジェクト配列を整理します。それによりユーザーはおおくのルーチン処理(新規エレメント追加時の配列のサイズ変更、配列内のオブジェクト削除などといった)から解放されることができます。
CArrayObj クラス機能
CArrayObjクラスにより、 CObjectクラスタイプのオブジェクトポインターの動的配列を整列することができます。CObject は標準ライブラリの全クラスの親クラスです。それは、tge 標準ライブラリクラスのどんなクラスのオブジェクトに対してもポインターの動的配列を作成することが可能だということです。ご自身のクラスのオブジェクトの動的配列を作成する必要があれば、CObjectクラスから継承します。
以下の例では、コンプライアはエラーを印刷しません。というのも、カスタムクラスはCObject クラスの継承者だからです。
#include <Arrays\ArrayObj.mqh> class CMyClass:public CObject { //fields and methods }; //creating an object of CMyClass type and assign it to the value of the my_obj variable CMyClass *my_obj=new CMyClass; //declaring a dynamic array of object pointers CArrayObj array_obj; //adding the my_obj object pointer at the end of the array_obj array array_obj.Add(my_obj);
次のケースでは、コンプライアはエラーを生成します。なぜならCObject クラスに対するポインターではない、または CObject クラスを継承するクラスではないからです。
#include <Arrays\ArrayObj.mqh> class CMyClass { //fields and methods }; //creating an object of CMyClass type and assing it to the value of the my_obj variable CMyClass *my_obj=new CMyClass; //declaring a dynamic array of object pointers CArrayObj array_obj; //adding the my_obj object pointer at the end of the array_obj array array_obj.Add(my_obj);
ゲームを書く場合CArrayObjクラスの以下のメソッドを使用します。
- Add - 配列の最後のエレメントを追加します。
- Insert - 配列の指定された位置にエレメントを挿入します。
- Detach - 指定の位置でエレメントを削除します。(エレメントは配列から消去されます)
- Total - 配列内のエレメント数を取得します。
- At - 指定された位置でエレメントを取得します。
下記はCArrayObj クラスとの連携例です。
#include <Arrays\ArrayObj.mqh> //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ class CMyClass:public CObject { public: char s; }; //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void MyPrint(CArrayObj *array_obj) { CMyClass *my_obj; for(int i=0;i<array_obj.Total();i++) { my_obj=array_obj.At(i); printf("%C",my_obj.s); } } //+------------------------------------------------------------------+ //| Expert initialization function | //+------------------------------------------------------------------+ int OnInit() { //creating the pointer to the object of CArrayObj class CArrayObj *array_obj=new CArrayObj(); //declaring the CMyClass object pointer CMyClass *my_obj; //filling the array_obj dynamic array for(int i='a';i<='c';i++) { //creating the CMyClass class object my_obj=new CMyClass(); my_obj.s=char(i); //adding an object of CMyClass class at the end of the array_obj dynamic array array_obj.Add(my_obj); } //printing result MyPrint(array_obj); //creating new object of CMyClass class my_obj=new CMyClass(); my_obj.s='d'; //inserting new element at the first position of the array array_obj.Insert(my_obj,1); //printing result MyPrint(array_obj); //detaching the element from the third position of the array my_obj=array_obj.Detach(2); //printing result MyPrint(array_obj); //deleting the dynamic array and all objects with pointers of the array delete array_obj; return(0); }
この例ではOnInit 関数が3つのエレメントで動的配列を作成します。配列コンテンツの出力は MyPrint 関数の呼び出しによって行われます。
Addメソッドにより配列に書き込みをしたら、そのコンテンツは (a, b, c) として表されます。
Insert メソッドを適用したら、配列のコンテンツは (a, d, b, c)として表されます。.
最後に、Detach メソッドを適用したら、配列は (a, d, c)のように見えます。
delete オペレータがarray_obj変数に適用されると、 CArrayObj クラスデスクリプタが呼ばれます。それはarray_obj 配列だけでなく、ポインターが格納されるオブジェクトも消去します。それを防ぐには、deleteコマンドを適用する前に、 CArrayObj クラスのメモリ管理フラグを falseに設定する必要があります。フラグはFreeMode メソッドによって設定されます。
オブジェクトポインターの動的配列を消去するとき動的配列にポインターが格納されるオブジェクトを削除する必要がなければ以下のコードを書きます。
array_obj.FreeMode(false);
delete array_obj;
イベント処理
イベントセットが生成される場合、それはキューに集積され、連続してイベント処理関数に届きます。
チャートとの連携中に作成された イベント処理には カスタムイベント同様、MQL5 はOnChartEvent関数を持ちます。それぞれのイベントには識別子とパラメータがあり、OnChartEvent 関数に渡されます。
OnChartEvent 関数は、スレッドがその他のすべてのプログラム関数にない場合のみ呼ばれます。そのため、以下の例では、OnChartEvent はコントロールされません。
#include <ChartObjects\ChartObjectsTxtControls.mqh> //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void MyFunction() { CChartObjectButton *button; button=new CChartObjectButton; button.Create(0,"button",0,10,10,100,20); button.Description("Button text"); while(true) { //The code, that should be called periodically } } //+------------------------------------------------------------------+ //| Expert initialization function | //+------------------------------------------------------------------+ int OnInit() { MyFunction(); return(0); } //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void OnChartEvent(const int id, const long &lparam, const double &dparam, const string &sparam) { if(id==CHARTEVENT_OBJECT_CLICK && sparam=="button") Alert("Button click"); }
ループMyFunction 関数からの戻りを許可しない間は無限大です。OnChartEvent 関数はコントロールすることができません。よってボタンを押しても Alert 関数を呼びません。
イベントハンドルによる定期的なコードの実行
げー9無では、一定の時間間隔のあと、イベント販路づの機能とともにスネークを動かす関数を定期的にI呼ぶことが必要です。しかし、上述のとおり、無制限のループによって、OnChartEvent 関数が呼ばれずイベントハンドルが不可能となります。
そこで、定期的にコードを実行する別の方法をあみだす必要があります。
OnTimer の使用
MQL5 言語には特別OnTimer関数があり、これは定義済みの秒数に応じて定期的に呼ばれます。そのためにEventSetTimer関数を使用します。
前の例は以下のように書くことができます。
#include <ChartObjects\ChartObjectsTxtControls.mqh> //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void MyFunction() { //The code, that should be executed periodically } //+------------------------------------------------------------------+ //| Expert initialization function | //+------------------------------------------------------------------+ int OnInit() { CChartObjectButton *button; button=new CChartObjectButton; button.Create(0,"button",0,10,10,100,20); button.Description("Button text"); EventSetTimer(1); return(0); } void OnTimer() { MyFunction(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void OnChartEvent(const int id, const long &lparam, const double &dparam, const string &sparam) { if(id==CHARTEVENT_OBJECT_CLICK && sparam=="button") Alert("Button click"); }
作成され周期を1秒と定義されたボタンであるOnInit 関数内でOnTimer 関数の呼び出しに対して、関数 OnTimer の呼び出しが毎秒行われ、OnTimer 関数がコード(MyFunction)を呼びます。それは定期的に実行されます。
OnTimer 関数の呼び出しは数秒であることに注意が必要です。指定のミリ秒数のあと関数を呼ぶには他の方法が必要です。この方法はカスタムイベントの使用です。
カスタムイベントの使用
カスタムイベントは EventChartCustom 関数によって作成されます。イベントID とそのパラメータはEventChartCustom 関数の入力パラメータで定義されます。カスタム定義ID数は65536までです。すなわち、0 ~ 65535です。MQL5 コンパイラは自動的に CHARTEVENT_CUSTOM 定数識別子をIDへ追加し、カスタムイベントを他のイベントタイプと識別できるようにします。実際のカスタムIDの範囲は CHARTEVENT_CUSTOM から CHARTEVENT_CUSTOM+65535 ( CHARTEVENT_CUSTOM_LAST )までです。
カスタムイベントを使用したMyFunction の呼びだし例を以下に示します。
#include <ChartObjects\ChartObjectsTxtControls.mqh> //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void MyFunction() { //The code, that should be executed periodically Sleep(200); EventChartCustom(0,0,0,0,""); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Expert initialization function | //+------------------------------------------------------------------+ int OnInit() { CChartObjectButton *button; button=new CChartObjectButton; button.Create(0,"button",0,10,10,100,20); button.Description("Button text"); MyFunction(); return(0); } //+------------------------------------------------------------------+ //| OnChartEvent processing function | //+------------------------------------------------------------------+ void OnChartEvent(const int id, const long &lparam, const double &dparam, const string &sparam) { if(id==CHARTEVENT_OBJECT_CLICK && sparam=="button") Alert("Button click"); if(id==CHARTEVENT_CUSTOM) MyFunction(); }
この例では、 200 ミリ秒の遅延(この関数を定期的に呼ぶ時間)があり、カスタムイベントが作成されています。OnChartEvent 関数はカスタムイベントの場合、全イベントを処理し、再び MyFunction 関数を呼びます。MyFunction の定期的呼び出しはこの方法で実装され、ミリ秒で呼び出し周期を設定することは可能です。
実践部分
『スネーク』ゲームを書く例を考察していきます。
定数とレベルマップの定義
個別のインクルード(ヘッダ)ファイル "Snake.mqh"にあるマップレベルは [6] [20] [20]の三次元配列レベルです。レベルマップは個別のヘッダファイル "Snake.mqh" に配置され、game_level[6][20][20] 三次元配列として表されます。この配列の各エレメントは二次元配列で、それは個別レベルの記述を含みます。エレメント値が 9であれば、それは障害物です。並列エレメントの値が 1、2 または 3であれば、それはスネークの頭、体、または尾で、プレーフィールドの初期位置を決めますレベル配列には新規レベルを追加したり既存のレベルを変更したりできます。
また、ファイル "Snake.mqh" には定数が含まれます。それはゲームで使用されるものです。たとえば、SPEED_SNAKE と MAX_LENGTH_SNAKE 定数を変えると、それぞれのレベルでスネークのスピードの高/低、また最大の長さの増減ができます。コンテンツはすべてコメントされます。
//+------------------------------------------------------------------+ //| Snake.mqh | //| Copyright Roman Martynyuk | //| http://www.mql5.com | //+------------------------------------------------------------------+ #property copyright "Roman Martynyuk" #property link "http://www.mql5.com" #include <VirtualKeys.mqh> //File with keycodes #include <Arrays\ArrayObj.mqh> //File with CArrayObj class #include <ChartObjects\ChartObjectsBmpControls.mqh> //File with CChartObjectBmpLabel class #include <ChartObjects\ChartObjectsTxtControls.mqh> //File with CChartObjectButton and CChartObjectEdit classes #define CRASH_NO 0 //No crash #define CRASH_OBSTACLE_OR_SNAKE 1 //Crash with an "Obstacle" or snake body #define CRASH_FOOD 2 //Crash with a "Food"" #define DIRECTION_LEFT 0 //Left #define DIRECTION_UP 1 //Up #define DIRECTION_RIGHT 2 //Right #define DIRECTION_DOWN 3 //Down #define COUNT_COLUMNS ArrayRange(game_level,2) //Number of columns of playing field #define COUNT_ROWS ArrayRange(game_level,1) //Number of rows of playing field #define COUNT_LEVELS ArrayRange(game_level,0) //Number of levels #define START_POS_X 0 //Starting X position of the game #define START_POS_Y 0 //Starting Y position of the game #define SQUARE_WIDTH 20 //Square (cell) width (in pixels) #define SQUARE_HEIGHT 20 //Square (cell) height (in pixels) #define IMG_FILE_NAME_SQUARE "\\Images\\Games\\Snake\\square.bmp" //Path to the "Square" image #define IMG_FILE_NAME_OBSTACLE "\\Images\\Games\\Snake\\obstacle.bmp" //Path to the "Obstacle" image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_LEFT "\\Images\\Games\\Snake\\head_left.bmp" //Path to the snake's head (left) image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_UP "\\Images\\Games\\Snake\\head_up.bmp" //Path to the snake's head (up) image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_RIGHT "\\Images\\Games\\Snake\\head_right.bmp" //Path to the snake's head (right) image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_DOWN "\\Images\\Games\\Snake\\head_down.bmp" //Path to the snake's head (down) image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_BODY "\\Images\\Games\\Snake\\body.bmp" //Path to the snake's body image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_LEFT "\\Images\\Games\\Snake\\tail_left.bmp" //Path to the snake's tail (left) image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_UP "\\Images\\Games\\Snake\\tail_up.bmp" //Path to the snake's tail (up) image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_RIGHT "\\Images\\Games\\Snake\\tail_right.bmp" //Path to the snake's tail (right) image #define IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_DOWN "Games\\Snake\\tail_down.bmp" //Path to the snake's tail (down) image #define IMG_FILE_NAME_FOOD "Games\\Snake\food.bmp" //Path to the "Food" image #define SQUARE_BMP_LABEL_NAME "snake_square_%u_%u" //Name of the "Square" graphic label #define OBSTACLE_BMP_LABEL_NAME "snake_obstacle_%u_%u" //Name of the "Obstacle" graphic label #define SNAKE_ELEMENT_BMP_LABEL_NAME "snake_element_%u" //Name of the "Snake" graphic label #define FOOD_BMP_LABEL_NAME "snake_food_%u" //Name of the "Food" graphic label #define LEVEL_EDIT_NAME "snake_level_edit" //Name of the "Level" edit #define LEVEL_EDIT_TEXT "Level: %u of %u" //Text of the "Level" edit #define FOOD_LEFT_OVER_EDIT_NAME "snake_food_available_edit" //Name of the "Food left" edit #define FOOD_LEFT_OVER_EDIT_TEXT "Food left over: %u" //Text of the "Food left" edit #define LIVES_EDIT_NAME "snake_lives_edit" //Name of the "Lives" edit #define LIVES_EDIT_TEXT "Lives: %u" //Text of the "Lives" edit #define START_GAME_BUTTON_NAME "snake_start_game_button" //Name of the "Start" button #define START_GAME_BUTTON_TEXT "Start" //Text of the "Start" button #define PAUSE_GAME_BUTTON_NAME "snake_pause_game_button" //Name of the "Pause" button #define PAUSE_GAME_BUTTON_TEXT "Pause" //Text of the "Pause" button #define STOP_GAME_BUTTON_NAME "snake_stop_game_button" //Name of the "Stop" button #define STOP_GAME_BUTTON_TEXT "Stop" //Text of the "Stop" button #define CONTROL_WIDTH (COUNT_COLUMNS*(SQUARE_WIDTH-1)+1)/3//Control Panel Width (1/3 of playing field width) #define CONTROL_HEIGHT 40 //Control Panel Height #define CONTROL_BACKGROUND C'240,240,240' //Color of Control Panel buttons #define CONTROL_COLOR Black //Text Color of Control Panel Buttons #define STATUS_WIDTH (COUNT_COLUMNS*(SQUARE_WIDTH-1)+1)/3//Status Panel Width (1/3 of playing field width) #define STATUS_HEIGHT 40 //Status Panel Height #define STATUS_BACKGROUND LemonChiffon //Status Panel Background Color #define STATUS_COLOR Black //Status Panel Text Color #define HEADER_BUTTON_NAME "snake_header_button" //Name of the "Header" button #define HEADER_BUTTON_TEXT "Snake" //Text of the "Header" button #define HEADER_WIDTH COUNT_COLUMNS*(SQUARE_WIDTH-1)+1 //Width of the "Header" button (playing field width) #define HEADER_HEIGHT 40 //Height of the "Header" button #define HEADER_BACKGROUND BurlyWood //Header Background Color #define HEADER_COLOR Black //Headet Text Color #define COUNT_FOOD 3 //Number of "Foods" at playing field #define LIVES_SNAKE 5 //Number of snake lives at each level #define SPEED_SNAKE 100 //Snake Speed (in milliseconds) #define MAX_LENGTH_SNAKE 15 //Maximal Snake Length #define MAX_LEVEL COUNT_LEVELS-1 //Maximal Level int game_level[][20][20]= { { {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,3,2,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0} } , { {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,3,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,1,2,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,9,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0} } , { {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,9,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,2,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,3,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,9,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,9,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0} } , { {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,1,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,2,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,3,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,9,9,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0} } , { {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,1,2,3,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,9,9,9,9,0}, {0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0} } , { {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,1,2,3,0,0,0,0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,9,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,9,9,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0,0,9,9,9,9,0}, {0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}, {0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,9,0,0,0,0,0} } }; //+------------------------------------------------------------------+
定数#define SQUARE_BMP_LABEL_NAME "snake_square_% u_% U"の定義に注意します。プレーフィールドを作成します。プレーフィールドのセルはそれぞれビットマップレベルで、ユニークな名前がついています。セルの名前はこの定数が決め、セル名のフォーマット定義 は %u です。これは符号なし整数型を意味します。
StringFormat (SQUARE_BMP_LABEL_NAME, 1,0)のようなBmpLabel作成時に名前を指定するなら、名前"snake_square_1_0"と等しくなる必要があります。
クラス
ゲーム用に作成されたクラスが2種類あり、それらは"Snake.mq5" ファイルに置かれています。
ChartFieldElement クラス
//+------------------------------------------------------------------+ //| CChartFieldElement class | //+------------------------------------------------------------------+ class CChartFieldElement:public CChartObjectBmpLabel { private: int pos_x,pos_y; public: int GetPosX(){return pos_x;} int GetPosY(){return pos_y;} //setting position (pos_x,pos_y) in internal coordinates void SetPos(int val_pos_x,int val_pos_y) { pos_x=(val_pos_x==-1)?COUNT_COLUMNS-1:((val_pos_x==COUNT_COLUMNS)?0:val_pos_x); pos_y=(val_pos_y==-1)?COUNT_ROWS-1:((val_pos_y==COUNT_ROWS)?0:val_pos_y); } //conversion of internal coordinates to absolute and object movement on the chart void Move(int start_pos_x,int start_pos_y) { X_Distance(start_pos_x+pos_x*SQUARE_WIDTH-pos_x+(SQUARE_WIDTH-X_Size())/2); Y_Distance(start_pos_y+pos_y*SQUARE_HEIGHT-pos_y+(SQUARE_HEIGHT-Y_Size())/2); } };
CChartFiledElement クラスは CChartObjectBmpLabel クラスを継承しているので、それを拡張します。セルバリア、スネークの頭、体、尾、そして「エサ」などのプレーフィールドはすべてこのクラスのオブジェクトです。pos_x および pos_y プロパティはプレーフィールド上にあるエレメントの相対座標で、エレメントの行列インデックスです。SetPos メソッドがこれら座標を設定します。Move メソッドは X 軸および Y 軸に沿った距離に対して相対座標をピクセルに変換し、エレメントを移動します。そのために CChartObjectBmpLabel クラスのX_Distance および YDistance メソッドを呼びます。
CSnakeGame クラス
//+------------------------------------------------------------------+ //| CSnakeGame class | //+------------------------------------------------------------------+ class CSnakeGame { private: CArrayObj *square_obj_arr; //Array of playing field cells CArrayObj *control_panel_obj_arr; //Array of control panel buttons CArrayObj *status_panel_obj_arr; //Array of control panel edits CArrayObj *obstacle_obj_arr; //Array of an obstacles CArrayObj *food_obj_arr; //Array of "Food" CArrayObj *snake_element_obj_arr; //Array of snake elements CChartObjectButton *header; //Header int direction; //Snake movement direction int current_lives; //Number of snake Lives int current_level; //Level int header_left; //Left position of a header (X) int header_top; //Top position of a header (Y) public: //class constructor void CSnakeGame() { current_lives=LIVES_SNAKE; current_level=0; header_left=START_POS_X; header_top=START_POS_Y; } //method for definition of header_left and header_top fields void SetHeaderPos(int val_header_left,int val_header_top) { header_left=val_header_left; header_top=val_header_top; }; //Get/Set direction methods void SetDirection(int d){direction=d;} int GetDirection(){return direction;} //Header creation and deletion methods void CreateHeader(); void DeleteHeader(); //Playing field creation, movement and deletion methods void CreateField(); void FieldMoveOnChart(); void DeleteField(); //Obstacle creation, movement and deletion methods void CreateObstacle(); void ObstacleMoveOnChart(); void DeleteObstacle(); //Snake creation, movement and deletion methods void CreateSnake(); void SnakeMoveOnChart(); void SnakeMoveOnField(); //snake movement on the playing field void SetTrueSnake(); //setting the images of the current snake's head and tail int Check(); //check for the collision with the playing field elements void DeleteSnake(); //Food creation, movement and deletion methods void CreateFood(); void FoodMoveOnChart(); void FoodMoveOnField(int food_num); void DeleteFood(); //Status panel creation, movement and deletion methods void CreateControlPanel(); void ControlPanelMoveOnChart(); void DeleteControlPanel(); //Control panel creation, movement and deletion methods void CreateStatusPanel(); void StatusPanelMoveOnChart(); void DeleteStatusPanel(); //Move all elements on the chart void AllMoveOnChart(); //Game initialization void Init(); //Game deinitialization void Deinit(); //Game control methods void StartGame(); void PauseGame(); void StopGame(); void ResetGame(); void NextLevel(); };
CSnakeGameはゲームの主要なクラスで、ゲームエレメントの作成、移動、消去のフィールドとメソッドを含んでいます。クラスの記述の初めではゲームエレメントのポインターの動的配列を整列するフィールドが宣言されています。たとえば、スネークエレメントのポインターは snake_element_obj_arr フィールドに格納されます。snake_element_obj_arr 配列のゼロ番目の配列インデックスはスネークの頭で最後のインデックスはスネークの尾です。それを知っていると、プレーフィールドでスネークを操るのは簡単です。
CSnakeGameクラスのすべてのメソッドを見ていきます。メソッドは、本稿の『セオリー』項で提供されているセオリーに基づき実装されます。
ゲームのヘッダ
//+------------------------------------------------------------------+ //| Header creation method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::CreateHeader(void) { //creating a new object of CChartObjectButton class and specifying the properties of header of CSnakeGame class header=new CChartObjectButton; header.Create(0,HEADER_BUTTON_NAME,0,header_left,header_top,HEADER_WIDTH,HEADER_HEIGHT); header.BackColor(HEADER_BACKGROUND); header.Color(HEADER_COLOR); header.Description(HEADER_BUTTON_TEXT); //the header is selectable header.Selectable(true); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Header deletion method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::DeleteHeader(void) { delete header; }
プレーフィールド
//+------------------------------------------------------------------+ //| Playing Field creation method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::CreateField() { int i,j; CChartFieldElement *square_obj; //creating an object of CArrayObj class and assign the square_obj_arr properties of CSnakeGame class square_obj_arr=new CArrayObj(); for(i=0;i<COUNT_ROWS;i++) for(j=0;j<COUNT_COLUMNS;j++) { square_obj=new CChartFieldElement(); square_obj.Create(0,StringFormat(SQUARE_BMP_LABEL_NAME,i,j),0,0,0); square_obj.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SQUARE); //specifying the internal coordinates of the cell square_obj.SetPos(j,i); square_obj_arr.Add(square_obj); } //moving the playing field cells FieldMoveOnChart(); ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| The movement of playing field cells on the chart | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::FieldMoveOnChart() { CChartFieldElement *square_obj; int i; i=0; while((square_obj=square_obj_arr.At(i))!=NULL) { square_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); i++; } ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Deletion of a playing field | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::DeleteField() { delete square_obj_arr; ChartRedraw(); }
障害物
//+------------------------------------------------------------------+ //| Creation of the obstacles | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::CreateObstacle() { int i,j; CChartFieldElement *obstacle_obj; //creating an object of CArrayObj class and assign the obstacle_obj_arr properties of CSnakeGame class obstacle_obj_arr=new CArrayObj(); for(i=0;i<COUNT_ROWS;i++) for(j=0;j<COUNT_COLUMNS;j++) if(game_level[current_level][i][j]==9) { obstacle_obj=new CChartFieldElement(); obstacle_obj.Create(0,StringFormat(OBSTACLE_BMP_LABEL_NAME,i,j),0,0,0); obstacle_obj.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_OBSTACLE); //specifying the internal coordinates of the obstacle obstacle_obj.SetPos(j,i); obstacle_obj_arr.Add(obstacle_obj); } //moving the obstacle on the chart ObstacleMoveOnChart(); ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Obstacle movement method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::ObstacleMoveOnChart() { CChartFieldElement *obstacle_obj; int i; i=0; while((obstacle_obj=obstacle_obj_arr.At(i))!=NULL) { obstacle_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); i++; } ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Obstacle deletion method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::DeleteObstacle() { delete obstacle_obj_arr; ChartRedraw(); }
スネーク
//+------------------------------------------------------------------+ //| Snake creation method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::CreateSnake() { int i,j; CChartFieldElement *snake_element_obj,*snake_arr[]; ArrayResize(snake_arr,3); //creating an object of CArrayObj class and assign it to the snake_element_obj_arr properties of CSnakeGame class snake_element_obj_arr=new CArrayObj(); for(i=0;i<COUNT_COLUMNS;i++) for(j=0;j<COUNT_ROWS;j++) if(game_level[current_level][i][j]==1 || game_level[current_level][i][j]==2 || game_level[current_level][i][j]==3) { snake_element_obj=new CChartFieldElement(); snake_element_obj.Create(0,StringFormat(SNAKE_ELEMENT_BMP_LABEL_NAME,game_level[current_level][i][j]),0,0,0); snake_element_obj.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_BODY); //specifying the internal coordinates of the snake element snake_element_obj.SetPos(j,i); snake_arr[game_level[current_level][i][j]-1]=snake_element_obj; } snake_element_obj_arr.Add(snake_arr[0]); snake_element_obj_arr.Add(snake_arr[1]); snake_element_obj_arr.Add(snake_arr[2]); //moving the snake on the chart SnakeMoveOnChart(); //setting the correct images of the snake's head and tail SetTrueSnake(); ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Snake movement on the chart | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::SnakeMoveOnChart() { CChartFieldElement *snake_element_obj; int i; i=0; while((snake_element_obj=snake_element_obj_arr.At(i))!=NULL) { snake_element_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); i++; } ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Snake movement on the playing field | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::SnakeMoveOnField() { int prev_x,prev_y,next_x,next_y,check; CChartFieldElement *snake_head_obj,*snake_body_obj,*snake_tail_obj; //getting the snake's head from the array snake_head_obj=snake_element_obj_arr.At(0); //saving the coordinates of a head prev_x=snake_head_obj.GetPosX(); prev_y=snake_head_obj.GetPosY(); //setting the new internal coordinates for the head depending on the movement direction switch(direction) { case DIRECTION_LEFT:snake_head_obj.SetPos(prev_x-1,prev_y);break; case DIRECTION_UP:snake_head_obj.SetPos(prev_x,prev_y-1);break; case DIRECTION_RIGHT:snake_head_obj.SetPos(prev_x+1,prev_y);break; case DIRECTION_DOWN:snake_head_obj.SetPos(prev_x,prev_y+1);break; } //moving the snake's head snake_head_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); //check for the snake's head collision with the other playing field elements (obstacle, snake body, food) check=Check(); //getting the last element of the snake's body snake_body_obj=snake_element_obj_arr.Detach(snake_element_obj_arr.Total()-2); //saving coordinates of the snake's body next_x=snake_body_obj.GetPosX(); next_y=snake_body_obj.GetPosY(); //moving the snake's body to the previous head's position snake_body_obj.SetPos(prev_x,prev_y); snake_body_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); //saving the previous position of the snake's body prev_x=next_x; prev_y=next_y; //inserting the snake's body to the first position of the snake_element_obj_arr array snake_element_obj_arr.Insert(snake_body_obj,1); //if the snake's head has collided with the "Food" if(check>=CRASH_FOOD) { //creating new element of the snake's body snake_body_obj=new CChartFieldElement(); snake_body_obj.Create(0,StringFormat(SNAKE_ELEMENT_BMP_LABEL_NAME,snake_element_obj_arr.Total()+1),0,0,0); snake_body_obj.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_BODY); //moving the body element to the end of the snake before the tail snake_body_obj.SetPos(prev_x,prev_y); snake_body_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); //adding the body to the penultimate position of the snake_element_obj_arr array snake_element_obj_arr.Insert(snake_body_obj,snake_element_obj_arr.Total()-1); //if snake's body isn't equal to the maximal snake length if(snake_element_obj_arr.Total()!=MAX_LENGTH_SNAKE) { //moving the eaten element on the new place on the playing field FoodMoveOnField(check-CRASH_FOOD); } //else we generate the custom event, that indicates that current snake length is the maximal possible else EventChartCustom(0,2,0,0,""); } //else if there isn't collision with the food, moving the tail to the position of the snake's body else { snake_tail_obj=snake_element_obj_arr.At(snake_element_obj_arr.Total()-1); snake_tail_obj.SetPos(prev_x,prev_y); snake_tail_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); } //setting the correct images for the head and tail SetTrueSnake(); ChartRedraw(); //generating the custom event for periodic call of this snake movement function EventChartCustom(0,0,0,0,""); Sleep(SPEED_SNAKE); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Setting the correct images for the snake's head and tail | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::SetTrueSnake() { CChartFieldElement *snake_head,*snake_body,*snake_tail; int total,x1,x2,y1,y2; total=snake_element_obj_arr.Total(); //getting the snake's head snake_head=snake_element_obj_arr.At(0); //saving position of a head x1=snake_head.GetPosX(); y1=snake_head.GetPosY(); //getting the first element of the snake's body snake_body=snake_element_obj_arr.At(1); //saving coordinates of the body x2=snake_body.GetPosX(); y2=snake_body.GetPosY(); //choosing the file with an image depening on the position of the head and the first body element relative to each other //setting the snake's movement direction depending on the snake's head direction if(x1-x2==1 || x1-x2==-(COUNT_COLUMNS-1)) { snake_head.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_RIGHT); direction=DIRECTION_RIGHT; } else if(y1-y2==1 || y1-y2==-(COUNT_ROWS-1)) { snake_head.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_DOWN); direction=DIRECTION_DOWN; } else if(x1-x2==-1 || x1-x2==COUNT_COLUMNS-1) { snake_head.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_LEFT); direction=DIRECTION_LEFT; } else { snake_head.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_HEAD_UP); direction=DIRECTION_UP; } //getting the last element of the snake's body snake_body=snake_element_obj_arr.At(total-2); //saving coordinates of the body x1=snake_body.GetPosX(); y1=snake_body.GetPosY(); //getting the tail of the snake snake_tail=snake_element_obj_arr.At(total-1); //saving coordinates of the tail x2=snake_tail.GetPosX(); y2=snake_tail.GetPosY(); //choosing the file with an image depening on the position of the tail and the last body element relative to each other if(x1-x2==1 || x1-x2==-(COUNT_COLUMNS-1)) snake_tail.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_RIGHT); else if(y1-y2==1 || y1-y2==-(COUNT_ROWS-1)) snake_tail.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_DOWN); else if(x1-x2==-1 || x1-x2==COUNT_COLUMNS-1) snake_tail.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_LEFT); else snake_tail.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_SNAKE_TAIL_UP); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Check for snake's head collision with the playing field elements | //+------------------------------------------------------------------+ int CSnakeGame::Check() { int i; CChartFieldElement *snake_head_obj,*snake_element_obj,*obstacle_obj,*food_obj; //getting the snake's head snake_head_obj=snake_element_obj_arr.At(0); i=0; //check for the head's collision with the obstacle while((obstacle_obj=obstacle_obj_arr.At(i))!=NULL) { if(snake_head_obj.GetPosX()==obstacle_obj.GetPosX() && snake_head_obj.GetPosY()==obstacle_obj.GetPosY()) { EventChartCustom(0,1,0,0,""); return CRASH_OBSTACLE_OR_SNAKE; } i++; } i=0; //check for the collision of head with the food while((food_obj=food_obj_arr.At(i))!=NULL) { if(snake_head_obj.GetPosX()==food_obj.GetPosX() && snake_head_obj.GetPosY()==food_obj.GetPosY()) { //hiding the food food_obj.Background(true); return(CRASH_FOOD+i); } i++; } i=3; //check for the collision of a head with the body and tail while((snake_element_obj=snake_element_obj_arr.At(i))!=NULL) { //we don't check for the collision with the last snake's element, because it hasn't been moved yet if(snake_element_obj_arr.At(i+1)==NULL) break; if(snake_head_obj.GetPosX()==snake_element_obj.GetPosX() && snake_head_obj.GetPosY()==snake_element_obj.GetPosY()) { EventChartCustom(0,1,0,0,""); //hiding the snake's element we have collided snake_element_obj.Background(true); return CRASH_OBSTACLE_OR_SNAKE; } i++; } return CRASH_NO; } //+------------------------------------------------------------------+ //| Snake deletion | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::DeleteSnake() { delete snake_element_obj_arr; ChartRedraw(); }
スネークの頭を移動したら、Check() 関数によって衝突が確認されます。それは衝突識別子を返します。
SetTrueSnake() 関数は、近隣エレメントの位置に応じてスネークの頭と尾を正しく描画することを指定するのに使用されます。
スネークのエサ
//+------------------------------------------------------------------+ //| Food creation | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::CreateFood() { int i; CChartFieldElement *food_obj; MathSrand(uint(TimeLocal())); //creating an object of CArrayObj class and assign it to the food_obj_arr properties of CSnakeGame class food_obj_arr=new CArrayObj(); i=0; while(i<COUNT_FOOD) { //creating the food food_obj=new CChartFieldElement; food_obj.Create(0,StringFormat(FOOD_BMP_LABEL_NAME,i),0,0,0); food_obj.BmpFileOn(IMG_FILE_NAME_FOOD); food_obj_arr.Add(food_obj); //setting the field coordinates on the field and moving it on the playing field FoodMoveOnField(i); i++; } } //+------------------------------------------------------------------+ //| Food movement method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::FoodMoveOnChart() { CChartFieldElement *food_obj; int i; i=0; while((food_obj=food_obj_arr.At(i))!=NULL) { food_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); i++; } ChartRedraw(); } //+---------------------------------------------------------------------------+ //| A method to set coordinates of a food and to move it on the playing field | //+---------------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::FoodMoveOnField(int food_num) { int i,j,k,n,m; CChartFieldElement *snake_element_obj,*food_obj; CChartObjectEdit *edit_obj; //setting a new value for "Foods left" on the status panel edit_obj=status_panel_obj_arr.At(1); edit_obj.Description(StringFormat(spaces2+FOOD_LEFT_OVER_EDIT_TEXT,MAX_LENGTH_SNAKE-snake_element_obj_arr.Total())); bool b; b=false; k=0; //generating randomly the food coordinates until the we get the free cells while(true) { //generating a row number i=(int)(MathRand()/32767.0*(COUNT_ROWS-1)); //generating a column number j=(int)(MathRand()/32767.0*(COUNT_COLUMNS-1)); n=0; //check, if there are any elements of the snake while((snake_element_obj=snake_element_obj_arr.At(n))!=NULL) { if(j!=snake_element_obj.GetPosX() && i!=snake_element_obj.GetPosY()) b=true; else { b=false; break; } n++; } //checking for the other food presence if(b==true) { n=0; while((food_obj=food_obj_arr.At(n))!=NULL) { if(j!=food_obj.GetPosX() && i!=food_obj.GetPosY()) b=true; else { b=false; break; } n++; } } //checking for the presence of the obstacle if(b==true && game_level[current_level][i][j]!=9) break; k++; } food_obj=food_obj_arr.At(food_num); //show food food_obj.Background(false); //setting new coordinates food_obj.SetPos(j,i); //moving the food food_obj.Move(header_left,header_top+HEADER_HEIGHT); ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Food deletion | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::DeleteFood() { delete food_obj_arr; ChartRedraw(); }
プレーフィールド上でのエサの位置はランダムに設定され、エサが配置されるセルフィールドにはその他のエレメントは含まれません。
ステータスパネル
//+------------------------------------------------------------------+ //| Status Panel Creation | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::CreateStatusPanel() { CChartObjectEdit *edit_obj; //creating an object of CArrayObj class and assign it to the status_panel_obj_arr properties of CSnakeGame class status_panel_obj_arr=new CArrayObj(); //creating the "Level" edit edit_obj=new CChartObjectEdit; edit_obj.Create(0,LEVEL_EDIT_NAME,0,0,0,CONTROL_WIDTH,CONTROL_HEIGHT); edit_obj.BackColor(STATUS_BACKGROUND); edit_obj.Color(STATUS_COLOR); edit_obj.Description(StringFormat(spaces6+LEVEL_EDIT_TEXT,current_level,MAX_LEVEL)); edit_obj.Selectable(false); edit_obj.ReadOnly(true); status_panel_obj_arr.Add(edit_obj); //creating the "Food left over" edit edit_obj=new CChartObjectEdit; edit_obj.Create(0,FOOD_LEFT_OVER_EDIT_NAME,0,0,0,CONTROL_WIDTH,CONTROL_HEIGHT); edit_obj.BackColor(STATUS_BACKGROUND); edit_obj.Color(STATUS_COLOR); edit_obj.Description(StringFormat(spaces2+FOOD_LEFT_OVER_EDIT_TEXT,MAX_LENGTH_SNAKE-3)); edit_obj.Selectable(false); edit_obj.ReadOnly(true); status_panel_obj_arr.Add(edit_obj); //creating the "Lives" edit edit_obj=new CChartObjectEdit; edit_obj.Create(0,LIVES_EDIT_NAME,0,0,0,CONTROL_WIDTH,CONTROL_HEIGHT); edit_obj.BackColor(STATUS_BACKGROUND); edit_obj.Color(STATUS_COLOR); edit_obj.Description(StringFormat(spaces8+LIVES_EDIT_TEXT,current_lives)); edit_obj.Selectable(false); edit_obj.ReadOnly(true); status_panel_obj_arr.Add(edit_obj); //moving the status panel StatusPanelMoveOnChart(); ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Status Panel movement method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::StatusPanelMoveOnChart() { CChartObjectEdit *edit_obj; int x,y,i; x=header_left; y=header_top+HEADER_HEIGHT+COUNT_ROWS*(SQUARE_HEIGHT-1)+1; i=0; while((edit_obj=status_panel_obj_arr.At(i))!=NULL) { edit_obj.X_Distance(x+i*CONTROL_WIDTH); edit_obj.Y_Distance(y); i++; } ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Status Panel deletion method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::DeleteStatusPanel() { delete status_panel_obj_arr; ChartRedraw(); }
コントロールパネル
//+------------------------------------------------------------------+ //| Control Panel creation method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::CreateControlPanel() { CChartObjectButton *button_obj; //creating an object of CArrayObj class and assign it to the control_panel_obj_arr properties of CSnakeGame class control_panel_obj_arr=new CArrayObj(); //creating the "Start" button button_obj=new CChartObjectButton; button_obj.Create(0,START_GAME_BUTTON_NAME,0,0,0,CONTROL_WIDTH,CONTROL_HEIGHT); button_obj.BackColor(CONTROL_BACKGROUND); button_obj.Color(CONTROL_COLOR); button_obj.Description(START_GAME_BUTTON_TEXT); button_obj.Selectable(false); control_panel_obj_arr.Add(button_obj); //creating the "Pause" button button_obj=new CChartObjectButton; button_obj.Create(0,PAUSE_GAME_BUTTON_NAME,0,0,0,CONTROL_WIDTH,CONTROL_HEIGHT); button_obj.BackColor(CONTROL_BACKGROUND); button_obj.Color(CONTROL_COLOR); button_obj.Description(PAUSE_GAME_BUTTON_TEXT); button_obj.Selectable(false); control_panel_obj_arr.Add(button_obj); //creating the "Stop" button button_obj=new CChartObjectButton; button_obj.Create(0,STOP_GAME_BUTTON_NAME,0,0,0,CONTROL_WIDTH,CONTROL_HEIGHT); button_obj.BackColor(CONTROL_BACKGROUND); button_obj.Color(CONTROL_COLOR); button_obj.Description(STOP_GAME_BUTTON_TEXT); button_obj.Selectable(false); control_panel_obj_arr.Add(button_obj); //moving the control panel ControlPanelMoveOnChart(); ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Control Panel movement method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::ControlPanelMoveOnChart() { CChartObjectButton *button_obj; int x,y,i; x=header_left; y=header_top+HEADER_HEIGHT+COUNT_ROWS*(SQUARE_HEIGHT-1)+1; i=0; while((button_obj=control_panel_obj_arr.At(i))!=NULL) { button_obj.X_Distance(x+i*CONTROL_WIDTH); button_obj.Y_Distance(y+CONTROL_HEIGHT); i++; } ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Control Panel deletion method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::DeleteControlPanel() { delete control_panel_obj_arr; ChartRedraw(); }
ゲームの初期化、最初期化、ゲームエレメントの移動
//+------------------------------------------------------------------+ //| Game elements movement method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::AllMoveOnChart() { FieldMoveOnChart(); StatusPanelMoveOnChart(); ControlPanelMoveOnChart(); ObstacleMoveOnChart(); SnakeMoveOnChart(); FoodMoveOnChart(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Game initialization | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::Init() { CreateHeader(); CreateField(); CreateStatusPanel(); CreateControlPanel(); CreateObstacle(); CreateSnake(); CreateFood(); ChartRedraw(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Game deinitialization | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::Deinit() { DeleteFood(); DeleteSnake(); DeleteObstacle(); DeleteControlPanel(); DeleteStatusPanel(); DeleteField(); DeleteHeader(); }
ゲームコントロール
//+------------------------------------------------------------------+ //| Dummy Start game method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::StartGame() { return; } //+------------------------------------------------------------------+ //| Dummy Pause game method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::PauseGame() { return; } //+------------------------------------------------------------------+ //| Stop game method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::StopGame() { CChartObjectEdit *edit_obj; current_level=0; current_lives=LIVES_SNAKE; //setting new value for the "Level" field of the status panel edit_obj=status_panel_obj_arr.At(0); edit_obj.Description(StringFormat(spaces6+LEVEL_EDIT_TEXT,current_level,MAX_LEVEL)); //setting new value for the "Lives" field of the status panel edit_obj=status_panel_obj_arr.At(2); edit_obj.Description(StringFormat(spaces8+LIVES_EDIT_TEXT,current_lives)); DeleteFood(); DeleteSnake(); DeleteObstacle(); CreateObstacle(); CreateSnake(); CreateFood(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Level restart method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::ResetGame() { CChartObjectEdit *edit_obj; if(current_lives-1==-1)StopGame(); else { //decreasing the number of lives current_lives--; //updating it at the status panel edit_obj=status_panel_obj_arr.At(2); edit_obj.Description(StringFormat(spaces8+LIVES_EDIT_TEXT,current_lives)); DeleteFood(); DeleteSnake(); CreateSnake(); CreateFood(); } } //+------------------------------------------------------------------+ //| Next level method | //+------------------------------------------------------------------+ void CSnakeGame::NextLevel() { CChartObjectEdit *edit_obj; current_lives=LIVES_SNAKE; //to the initial level if there isn't next level if(current_level+1>MAX_LEVEL)StopGame(); else { //else increasing the level and updating the startus panel contents current_level++; edit_obj=status_panel_obj_arr.At(0); edit_obj.Description(StringFormat(spaces6+LEVEL_EDIT_TEXT,current_level,MAX_LEVEL)); edit_obj=status_panel_obj_arr.At(2); edit_obj.Description(StringFormat(spaces8+LIVES_EDIT_TEXT,current_lives)); DeleteFood(); DeleteSnake(); DeleteObstacle(); CreateObstacle(); CreateSnake(); CreateFood(); } }
イベントハンドラ (最終コード)
// Declaring and creating an object of CSnakeGame type at global level CSnakeGame snake_field; //+------------------------------------------------------------------+ //| Expert initialization function | //+------------------------------------------------------------------+ int OnInit() { snake_field.Init(); EventSetTimer(1); return(0); } //+------------------------------------------------------------------+ //| Expert deinitialization function | //+------------------------------------------------------------------+ void OnDeinit(const int reason) { snake_field.Deinit(); } //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void OnTimer() { //setting the buttons unpressed if(ObjectFind(0,START_GAME_BUTTON_NAME)>=0 && ObjectGetInteger(0,START_GAME_BUTTON_NAME,OBJPROP_STATE)==true) ObjectSetInteger(0,START_GAME_BUTTON_NAME,OBJPROP_STATE,false); if(ObjectFind(0,PAUSE_GAME_BUTTON_NAME)>=0 && ObjectGetInteger(0,PAUSE_GAME_BUTTON_NAME,OBJPROP_STATE)==true) ObjectSetInteger(0,PAUSE_GAME_BUTTON_NAME,OBJPROP_STATE,false); if(ObjectFind(0,STOP_GAME_BUTTON_NAME)>=0 && ObjectGetInteger(0,STOP_GAME_BUTTON_NAME,OBJPROP_STATE)==true) ObjectSetInteger(0,STOP_GAME_BUTTON_NAME,OBJPROP_STATE,false); } //+------------------------------------------------------------------+ //| | //+------------------------------------------------------------------+ void OnChartEvent(const int id, const long &lparam, const double &dparam, const string &sparam) { long x,y; static bool press_key=true; static bool press_button=false; static bool move=false; //if key has been pressed and the snake has moved, let's specify the new movement direction if(id==CHARTEVENT_KEYDOWN && press_key==false) { if((lparam==VK_LEFT) && (snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_LEFT && snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_RIGHT)) snake_field.SetDirection(DIRECTION_LEFT); else if((lparam==VK_RIGHT) && (snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_LEFT && snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_RIGHT)) snake_field.SetDirection(DIRECTION_RIGHT); else if((lparam==VK_DOWN) && (snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_UP && snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_DOWN)) snake_field.SetDirection(DIRECTION_DOWN); else if((lparam==VK_UP) && (snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_UP && snake_field.GetDirection()!=DIRECTION_DOWN)) snake_field.SetDirection(DIRECTION_UP); press_key=true; } //if "Start" button has been pressed and press_button=false if(id==CHARTEVENT_OBJECT_CLICK && sparam==START_GAME_BUTTON_NAME && press_button==false) { //waiting 1 second Sleep(1000); //generating new event for snake movement EventChartCustom(0,0,0,0,""); press_button=true; } //if "Pause" button has been pressed else if(id==CHARTEVENT_OBJECT_CLICK && sparam==PAUSE_GAME_BUTTON_NAME) { press_button=false; } //if "Stop" button has been pressed else if(id==CHARTEVENT_OBJECT_CLICK && sparam==STOP_GAME_BUTTON_NAME) { snake_field.StopGame(); press_key=true; press_button=false; } //processing of the snake movement event, if press_button=true else if(id==CHARTEVENT_CUSTOM && press_button==true) { snake_field.SnakeMoveOnField(); press_key=false; } //processing of the game restart event else if(id==CHARTEVENT_CUSTOM+1) { snake_field.ResetGame(); Sleep(1000); press_key=true; press_button=false; } //processing of the next level event else if(id==CHARTEVENT_CUSTOM+2) { snake_field.NextLevel(); Sleep(1000); press_key=true; press_button=false; } //processing of the header movement event else if(id==CHARTEVENT_OBJECT_DRAG && sparam==HEADER_BUTTON_NAME) { x=ObjectGetInteger(0,sparam,OBJPROP_XDISTANCE); y=ObjectGetInteger(0,sparam,OBJPROP_YDISTANCE); snake_field.SetHeaderPos(x,y); snake_field.AllMoveOnChart(); } } //+------------------------------------------------------------------+
press_key と press_button は2つの 静的変数で、 OnChartEvent イベントハンドラ関数内で定義されます。
press_button 変数が falseの場合、ゲームをスタートできます。「スタート」ボタンをクリックしたら、press_button 変数が true に設定され(ゲームを開始するコードの再実行は禁じています)、次のいずれかのイベントまでこの状態が保持されます。
- 現在レベルの再スタート
- 次のレベルへの移動
- ゲームの一時停止(「ポーズ」ボタンが押されている)
- ゲーム停止(「ストップ」ボタンが押されている)
スネークの移動方向の変更は、現在の方向と直角の方向(press_key 変数の値がそれを指示します)であれば可能です。スネークがプレーフィールド上を動いた後でも同様です。これら条件はCHARTEVENT_KEYDOWN イベント処理関数(キー押下イベント)内で考慮されます。
それからヘッダを移動します。 CHARTEVENT_OBJECT_DRAG イベントが作成され、CSnakeGameクラスのheader_left および header_top フィールドが再定義されます。その他のゲームエレメントの移動はそれらフィールドの値によって決定されます。
プレーフィールドの移動は TradePad_Sampleに示される方法で実装されます。
おわりに
本稿では、MQL5でゲームを書く例について考察しました。
Standard Library クラス( control classes)、CArrayObjクラスを導入し、またイベントハンドラで定期的に関数を呼び出す方法も学習しました。
『スネーク』ゲームのソースコードの保管場所は下記の参照からダウンロードできます。アーカイブはフォルダ terminal_data_folderに解凍します。
MetaQuotes Ltdによってロシア語から翻訳されました。
元の記事: https://www.mql5.com/ru/articles/65
- 無料取引アプリ
- 8千を超えるシグナルをコピー
- 金融ニュースで金融マーケットを探索