RangeMasterEA
- エキスパート
- Haruki Teranaka
- バージョン: 2.5
- アップデート済み: 14 6月 2024
RangeMasterFXは、複数の時間枠に基づいたトレンド分析とテクニカル指標を組み合わせます。
主な機能:
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多時間枠分析:
- 日足(D1)、4時間足(H4)、1時間足(H1)の3つの時間枠でトレンドを分析。
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RSIフィルター:
- RSI(相対力指数)を使用して、買われ過ぎや売られ過ぎの市場状況を識別し、エントリーをフィルタリングします。
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トレーリングストップ:
- 利益を最大化するために、ポジションが有利な方向に動いた場合にトレーリングストップを適用します。
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動的ストップロスとテイクプロフィット:
- ATR(平均真の範囲)インジケーターに基づき、市場のボラティリティに応じてストップロスとテイクプロフィットを動的に設定します。
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自動利益確定:
- 目標利益率を設定し、その達成時に自動的にすべてのポジションをクローズします。
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フィルター機能:
- 複数の時間枠でトレンドの方向を確認し、トレンド方向に基づいたフィルターを使用。これは、上昇トレンドの場合に買い注文のみ、下降トレンドの場合に売り注文のみを行う。
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ATR機能:
- ATR(平均真の範囲)を使用して、市場のボラティリティに基づく動的なストップロスおよびテイクプロフィットを設定し、リスク管理を強化します。
パラメーターの柔軟性:
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MAGICMA:
- 説明: マジックナンバー
- デフォルト: 3937
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startTrade:
- 説明: 取引開始時間(時間)
- デフォルト: 0
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endTrade:
- 説明: 取引終了時間(時間)
- デフォルト: 24
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closeAllAtEndTrade:
- 説明: 取引終了時にすべての注文をクローズするかどうか
- デフォルト: true
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maxOpenOrders:
- 説明: 同時に開ける最大の注文数
- デフォルト: 5
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numberOfOrders:
- 説明: 開ける指値注文の数
- デフォルト: 10
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lotSize:
- 説明: 各注文のロットサイズ
- デフォルト: 0.01
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resetOrdersDaily:
- 説明: 毎日未決済注文をリセットするかどうか
- デフォルト: true
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stopLossPoints:
- 説明: 最低限のストップロス値(ポイント)
- デフォルト: 60
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takeProfitPoints:
- 説明: 最低限のテイクプロフィット値(ポイント)
- デフォルト: 60
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stopLossMultiplier:
- 説明: ストップロスの倍率
- デフォルト: 3.0
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takeProfitMultiplier:
- 説明: テイクプロフィットの倍率
- デフォルト: 1.0
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targetPercentage:
- 説明: 利益確定のための目標率
- デフォルト: 8.0
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trailingStopPoints:
- 説明: トレーリングストップの距離(ポイント)
- デフォルト: 50
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LONG_TERM_TIMEFRAME1:
- 説明: 長期分析用の時間枠1(デフォルトは日足)
- デフォルト: PERIOD_D1
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LONG_TERM_TIMEFRAME2:
- 説明: 長期分析用の時間枠2(デフォルトは4時間足)
- デフォルト: PERIOD_H4
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LONG_TERM_TIMEFRAME3:
- 説明: 長期分析用の時間枠3(デフォルトは1時間足)
- デフォルト: PERIOD_H1
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RSI_PERIOD:
- 説明: RSIの期間
- デフォルト: 14
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RSI_OVERBOUGHT:
- 説明: RSIの買われ過ぎレベル
- デフォルト: 70
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RSI_OVERSOLD:
- 説明: RSIの売られ過ぎレベル
- デフォルト: 30
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ATR_PERIOD:
- 説明: ATRの期間
- デフォルト: 14
売買ロジック:
TrendRangeMasterFXは、以下の条件に基づいて売買の指値注文を行います。
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トレンドの識別:
- EAは日足、4時間足、1時間足の3つの時間枠でトレンドを分析します。
- トレンドの識別には、短期移動平均線(10期間)と長期移動平均線(50期間)のクロスオーバーを使用します。
- 短期移動平均線が長期移動平均線を上回る場合、上昇トレンドと判断します。逆に、短期移動平均線が長期移動平均線を下回る場合、下降トレンドと判断します。
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RSIフィルターの適用:
- RSIが30以下の場合、売られ過ぎと判断し、買いの指値注文を出します。
- RSIが70以上の場合、買われ過ぎと判断し、売りの指値注文を出します。
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取引レンジの計算:
- 週足を基に、最高値と最安値を計算し、その範囲を取引レンジとして設定します。
- 取引レンジ内で、均等に間隔を取った価格で指値注文を配置します。
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指値注文の配置:
- 取引レンジが有効な場合、設定された指値注文数に基づいて価格を計算し、売買の指値注文を配置します。
- 上昇トレンドと判断され、現在価格が指値価格より低く、RSIが売られ過ぎである場合、買いの指値注文を配置します。
- 下降トレンドと判断され、現在価格が指値価格より高く、RSIが買われ過ぎである場合、売りの指値注文を配置します。
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実行済み注文のチェックとトレーリングストップの適用:
- 指値注文が実行された場合、トレーリングストップを適用。
- 目標利益率に達した場合、すべてのポジションをクローズします。
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取引時間外の処理:
- 取引時間外の場合、すべての注文とポジションをクローズし、日次リセットを行います。
最適な取引場面とセーフティ機能:
威力を発揮する場面:
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トレンドマーケット:
- 明確な上昇トレンドや下降トレンドが続く市場では、TrendRangeMasterFXは効果的に機能します。複数の時間枠でのトレンド分析。
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レンジマーケット:
- 週足での取引レンジを計算し、その範囲内で指値注文を配置することで、レンジ内での小幅な価格変動を利用。
発揮できない場合とセーフティ機能:
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急激な市場変動:
- 突発的なニュースや経済イベントによる急激な市場変動時には、予測が難しくなるため、EAのパフォーマンスが低下する可能性があります。
- セーフティ機能: トレーリングストップと動的ストップロスにより、損失を最小限に抑えるよう設計されています。また、取引時間を制限することで、ボラティリティの高い時間帯を避けることができます。
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低流動性市場:
- 市場の流動性が低い場合、スリッページや注文の実行遅延が発生する可能性があります。
- セーフティ機能: 取引時間外にはすべての注文とポジションをクローズし、日次リセットを行うことで、リスクを管理します。
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過剰なポジション数:
- 同時に開けるポジション数が多すぎると、リスクが増大します。
- セーフティ機能: 最大開設注文数を設定し、それを超える場合には新規注文を制限します。
おすすめ通貨ペアと時間足:
おすすめ通貨ペア:
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EUR/USD(ユーロ/米ドル):
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GBP/USD(ポンド/米ドル):
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USD/JPY(米ドル/円):
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AUD/USD(豪ドル/米ドル):
おすすめ時間足:
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日足(D1):
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4時間足(H4):
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1時間足(H1):