バージョン 3.75
2025.06.17
Japan AI Exo Scalp EA Version 3.7 ― リリースノート
マルチマジック統計+ブレイクイーブン独立制御+最新AIモデル「o3」で、複数EA運用を完全サポート。
v3.7 では、OpenAI最新モデル「o3」の統合、複数マジックナンバーの統合管理、リスク管理機能を中心に、4つの大型アップデートを実施しました。
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重要事項(MT5 Build 5120 への対応)
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・MetaTrader 5 を **ビルド 5120** へアップグレードされた方は、**本バージョン(v3.7)への更新が必須** となります。
・アップデートを行わない場合、プラットフォーム側の仕様変更により **WebRequest が機能せず、GPT への問い合わせが失敗する可能性** があります。
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主要アップグレード(4項目)
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1. OpenAI 最新モデル「o3-2025-04-16」統合
・OpenAIの最新推論特化モデル「o3」をArrow1/2/3すべてで選択可能
・o4-miniを超える推論精度と、より論理的な市場分析を実現
・複雑な相場状況での判断精度が大幅向上(特にレンジ相場での偽シグナル削減)
・temperature固定値1.0で安定した推論品質を維持
・応答速度はo4-miniとほぼ同等で、リアルタイムトレードに最適
2. マルチマジックナンバー統計システム(Multi-Magic Statistics)
・同一通貨ペアで複数のマジックナンバーを使用している全EAの統計を一元表示
・パネルをクリックするだけでシングル/マルチモードを即座に切替
・ページネーション対応(1ページ5件)で大量のマジックナンバーも整理して表示
・各マジックの損益、勝率、PF、最大DD、取引数を一覧比較
3. ブレイクイーブン独立制御(Independent Break Even Control)
・ブレイクイーブンをトレーリングストップから完全分離し、個別ON/OFF可能に
・UseBreakEven = true/false で柔軟な設定が可能(トレーリングと併用も可)
・より精密なリスク管理戦略の実装が可能に
4. AIパネル インタラクティブ 2.1
・パネル幅を620ピクセルに拡張し、マルチマジック統計を見やすく表示
・100行まで対応し、大量の統計情報も余裕で表示
・ページ切替ボタン(< >)でスムーズなナビゲーション
・各AIモデル(o3/o4-mini/gpt-4.1/gpt-3.5)の判断をリアルタイム表示
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o3モデル推奨設定
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【高精度スキャルピング構成】
Arrow1\_Model = Model\_o3\_2025\_04\_16 // メイン判断をo3に
Arrow2\_Model = Model\_gpt\_4\_1\_2025\_04\_14
Arrow3\_Model = Model\_gpt\_3\_5\_turbo
UseAllAgree = true // 全モデル一致で高確度エントリー
【バランス型構成】
Arrow1\_Model = Model\_o4\_mini\_2025\_04\_16
Arrow2\_Model = Model\_o3\_2025\_04\_16 // セカンドオピニオンをo3に
Arrow3\_Model = Model\_gpt\_3\_5\_turbo
UseAllAgree = false // 2/3合議制
【o3単独運用】
Arrow1\_Model = Model\_o3\_2025\_04\_16
Arrow2\_Enable = false
Arrow3\_Enable = false
// o3の高精度判断のみを信頼
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パラメータ変更
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\[ChatGptModels](モデル追加)
・Model\_o3\_2025\_04\_16 // 新しいo3推論特化モデル(temperature=1.0固定)
\[Stop Loss & Take Profit Settings](変更)
・UseBreakEven = true // ブレイクイーブン ON/OFF(新設)
・BreakEvenPips = 20.0 // ブレイクイーブン発動pips(移動)
\[Daily Drawdown Limit](名称変更)
・MaxDailyLossPercent = 5.0 // DailyDrawdownPercentから変更
既存セクションのデフォルト値は変更ありません(v3.62の設定ファイルはそのまま流用可)。
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o3モデルの特徴と活用シーン
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【o3モデルの強み】
複雑な相場パターンの認識力が向上
ボラティリティ急変時の判断精度が安定
レンジ相場での無駄なエントリー削減
セッション切替時の相場転換を的確に捉える
【推奨する使用場面】
重要経済指標発表前後の不安定な相場
アジア時間の狭いレンジ相場
ロンドン/NYオーバーラップの高速相場
月曜朝や金曜夜などの特殊な時間帯
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問題修正
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・ブレイクイーブンとトレーリングストップが混在して動作する問題を解消
・パフォーマンス統計の最大DD%計算が不正確になるケースを修正
・WebRequestのタイムアウトを15秒に延長し、API応答遅延による失敗を低減
・o3モデル使用時のtemperature設定が反映されない問題を修正(1.0固定に)
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アップグレード推奨対象
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・最新AIモデルで取引精度を向上させたいユーザー
・レンジ相場での偽シグナルに悩んでいるユーザー
・同一通貨ペアで複数のマジックナンバー(複数EA)を運用しているユーザー
・ブレイクイーブンとトレーリングストップを使い分けたいユーザー
・より詳細なリスク管理戦略を実装したいユーザー
セットファイルのURLは以下です。
[https://www.mql5.com/ja/blogs/post/762791](https://www.mql5.com/ja/blogs/post/762791)
バージョン 3.61
2025.06.05
Japan AI Exo Scalp EA Version 3.60 ― リリースノート
動的しきい値+セッション別ロジックの導入で、相場環境に適応する次世代スキャルピングへ進化。
v3.60 では、AI 判定アルゴリズムと可視化パネルを中心に 3 つ の大型アップデートを実施しました。
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■ 主要アップグレード(3 項目)
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1. 動的しきい値エンジン(Dynamic Threshold System)
・ATR 比率と現在の取引セッションを組み合わせ、エントリー判定のしきい値をリアルタイム計算
・アジア時間はレンジ想定でしきい値を低減、ロンドン/NY オーバーラップは増強して高速トレンドに追従
・同一バー内はキャッシュ利用で負荷を最小化しつつ、セッション切替時は即再計算
2. セッション別 AI ロジックと市場コンテキスト
・市場ボラティリティ%ランク、ADX 強度、直近プライスアクションを AI へ提示し、BUY/SELL 判断の質を向上
・「Asian / London / London-NY Overlap / NY / Late NY」セッションごとに推奨トレードスタイルを自動切替
・GPT 出力 JSON に confidence と primary\_reason を追加し、根拠と確度を可視化
3. AI パネル 2.0(リアルタイム可視化ダッシュボード)
・モデル別レスポンス、応答時間、成功率をライブ表示
・市場コンテキスト(セッション、ボラティリティ、ADX、日次 DD など)を一目で把握
・パネル幅を拡張し、カラーコードで BUY/LONG=緑、SELL/SHORT=赤、警告=橙を即判読
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■ パラメータ変更
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[Enhanced Analysis V3.60](新設)
・UseDynamicThreshold = true // 動的しきい値 ON/OFF
・BaseThreshold = 0.2 // しきい値基準値
・UseSessionLogic = true // セッション別ロジック ON/OFF
・PriceHistoryBars = 20 // プライスアクション解析本数
・VolatilityLookback = 100 // ボラ%ランク計算期間
既存セクションのデフォルト値は変更ありません(v3.53 の設定ファイルはそのまま流用可)。
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■ 使用方法の例
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ケース1: アジア時間の細かいレンジ抜け狙い
UseSessionLogic = true
UseDynamicThreshold = true
BaseThreshold = 0.15 // 基準値を下げ小動きでもシグナル
ケース2: ロンドン〜NY オーバーラップでの高速トレンド追従
UseSessionLogic = true
UseDynamicThreshold = true // 自動で閾値を上げ、ダマシを低減
```
ケース3: 従来アルゴリズムに固定
UseSessionLogic = false // 旧 v3.53 と同じロジック
UseDynamicThreshold = false
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■ 問題修正
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・同一バー内で Dynamic Threshold が過剰更新される負荷を解消
・AI レスポンス JSON のコードフェンス除去ロジックを強化し、ごく稀に起きるパース失敗を修正
・AI パネル表示時にオブジェクト残留が発生するケースを修正
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■ アップグレード推奨対象
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・時間帯ごとに手動で EA を OFF/ON していたユーザー
・ボラティリティ急変で false signal が増えていたユーザー
・AI 判断の「理由」「確度」を可視化して運用ロジックを最適化したいユーザー
セットファイルのURLは以下です。
https://www.mql5.com/ja/blogs/post/762791
バージョン 3.53
2025.05.27
Japan AI Exo Scalp EA Version 3.53 ― リリースノート
Overnight管理の改善と通貨ペア互換性の向上。より確実な24時間取引を実現。
v3.53では、ユーザーフィードバックに基づく2つの重要な改善を実施しました。
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■ 主要アップグレード(2項目)
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1. Overnight Time Filter の改善(Overnight Position Management)
- ポジションクローズ後の取引停止時間を明確に管理
- 日付をまたぐ処理の不具合を修正し、意図しない決済を防止
- 停止期間中はOpenAIリクエストも自動停止し、無駄なAPI使用を削減
- 24時切り替えでないブローカーにも完全対応
2. 通貨ペア正規化機能(Currency Pair Normalization)
- 5桁通貨(EURUSD等)と3桁通貨(USDJPY等)の数値差を自動調整
- すべての通貨ペアで一貫した判断基準での取引を実現
- Slope/ATR値を適切なスケールに自動変換
- GPTへの送信データも正規化され、より正確な判断が可能に
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■ パラメータ変更
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[Overnight Time Filter]
OvernightSuspendHours = 0 // クローズ後の取引停止時間(0-23)
※新規追加。0の場合は即座に取引再開、2の場合は2時間停止後に再開
デフォルト値の調整:
- EnableOvernightFilter = false (初期状態では無効)
- OvernightCloseTime = "23:50" (一般的なブローカー向け)
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■ 使用方法の例
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**ケース1: スワップ回避**
- EnableOvernightFilter = true
- OvernightCloseTime = "23:50"
- OvernightSuspendHours = 0
→ 23:50に全ポジションクローズ、0:00以降すぐに取引再開
**ケース2: 特殊なブローカー対応**
- EnableOvernightFilter = true
- OvernightCloseTime = "20:00"
- OvernightSuspendHours = 2
→ 20:00に全ポジションクローズ、22:00まで完全停止、22:00から再開
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■ 問題修正
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- Overnight機能で指定時刻外のポジションが誤って決済される問題を修正
- EURUSD等の5桁通貨でシグナルが出にくい問題を解決
- 停止期間中の無駄なAPI呼び出しを削減
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■ アップグレード推奨対象
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- Overnight機能を使用中で意図しない決済を経験したユーザー
- 複数の通貨ペアで運用しているユーザー
- 24時切り替えでないブローカーを使用しているユーザー
※v3.52の全機能は引き続き利用可能です。
※既存のセットファイルはそのまま使用できますが、Overnight機能使用時は新パラメータの確認を推奨します。
バージョン 3.52
2025.05.26
Japan AI Exo Scalp EA Version 3.52 ― リリースノート
より賢く、より柔軟に、より管理しやすく。
AI トレーディングの新たなスタンダードへ。
v3.52 アップデートで、あなたの取引体験が進化します。
GMTオフセットの自動計算により設定の手間から解放され、
カスタマイズ可能な再問い合わせ機能で戦略の最適化を実現。
さらに強化された取引追跡システムで、パフォーマンス分析がこれまでになく簡単に。
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■ 主要アップグレード(3 項目)
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1. GMTオフセット自動計算機能(GMT Offset Auto Calculation)
- ブローカーのサーバー時刻とGMT時刻の差を自動計算
- 手動設定の煩わしさを解消し、異なるブローカー間での移植性を向上
- 夏時間(DST)にも対応した高度な計算ロジックを実装
- 妥当性チェック機能により、異常値(-12~+14時間外)を自動検出
2. 再問い合わせATR倍率のカスタマイズ(Reinquiry ATR Multiplier)
- 逆行判定のATR倍率を1.0~3.0で自由に設定可能(既定値1.5)
- 相場のボラティリティに応じて再問い合わせの感度を調整
- より柔軟なリスク管理と戦略最適化を実現
- ハードコードされた値を排除し、完全パラメータ化
3. 取引コメント機能(Trade Comment System)
- カスタムコメント(セットファイル名など)を全取引に付与
- 合議モード(AA/2-of-3)、タイムフレーム、売買方向を自動記録
- MT5の31文字制限に対応した自動短縮処理
- 複数戦略の同時運用時の識別性を大幅向上
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■ 既存機能の改善(コード品質・安定性)
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- **Pip計算の統一化** - GetPipToPoint()関数で全箇所の計算ロジックを一元化
- **エラーハンドリング強化** - TimeGMT()エラーチェック、詳細なエラーログ出力
- **デバッグ機能拡張** - 再問い合わせ時の詳細情報(価格・ATR・DD値)をログ出力
- **ログシステム統一** - Print文をExoLogに置き換え、ログレベル管理を実現
- **関数構造の整理** - Forward Declarationsセクションで全関数を体系的に整理
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■ 追加パラメータ一覧(抜粋)
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[Broker GMT Offset Settings]
UseAutoGMTOffset = true // GMTオフセット自動計算を使用
ManualGMTOffset = 0 // 手動GMTオフセット(自動計算OFF時)
[Re-inquiry Settings]
ReinquiryATRMultiplier = 1.5 // 再問い合わせATR倍率(1.0~3.0推奨)
[その他]
InpUserComment = "" // カスタムコメント(セットファイル名など)
※v3.50で追加された以下の機能も引き続き利用可能:
- Daily Drawdown Limit(日次ドローダウン制限)
- Overnight Time Filter(夜間ポジション管理)
- CSV Trade Log(CSV取引ログ)
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■ バージョンアップによるメリット
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1. **運用性向上** ― GMTオフセット自動計算により、ブローカー変更時の再設定が不要
2. **戦略最適化** ― 再問い合わせ感度の調整により、相場環境に応じた最適化が可能
3. **管理効率化** ― 取引コメントにより、複数EA運用時の取引識別が容易
4. **保守性向上** ― コード品質改善により、将来的な機能追加・修正が容易
5. **信頼性向上** ― エラーハンドリング強化により、想定外の状況での安定性が向上
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■ アップグレード推奨理由
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- 新バージョンに最適化されたセットファイルをセットファイルコレクションにアップロード済み
https://www.mql5.com/ja/blogs/post/762558
- GMTオフセット設定の手間を削減し、より簡単なセットアップを実現
- 取引の追跡性・分析性が向上し、パフォーマンス検証が容易に
- コード品質の向上により、長期的な安定稼働を保証
※パラメーターの詳細説明や推奨値はインストールマニュアルを参照してください。
https://www.mql5.com/ja/blogs/post/761190
バージョン 3.50
2025.05.23
Japan AI Exo Scalp EA Version 3.50 ― リリースノート
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■ 主要アップグレード(3 項目)
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1. 日次ドローダウン制限(Daily Drawdown Limit)
- 1 日あたりの最大損失率を制限するセーフティ機能。初期値 5 %(変更可)
- 毎日 0 時[サーバ時刻]に基準残高を再取得。損失率が閾値に達すると
① 全ポジションを即時クローズ
② 当日の新規取引を停止
- 急激な連敗や想定外イベントによる資金毀損を防止
2. 夜間ポジション管理(Overnight Time Filter)
- 指定時刻帯で建てたポジションを自動決済し、深夜のスプレッド拡大を回避
- 既定値 監視開始 23:45 / クローズ 23:50
- 監視開始時刻以降にオープンしたポジションのみ対象。週末前のギャップ対策にも有効
3. CSV 取引ログ(CSV Trade Log)
- すべてのエントリー/クローズを詳細に CSV へ記録
- 出力項目:取引時刻・売買種別・ロット・価格・SL/TP・損益・残高
EMA20 傾き・ATR20・DI 差分・AI シグナル・予測高値/安値 など
- 行数が 2 000 行に達すると自動でバックアップし、新しいファイルを生成
- バックテスト検証や機械学習用データ収集に最適
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■ 既存機能の改善(トレーリングストップ)
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- 5 桁/3 桁ブローカーでの pips 換算を正確化
- ストップレベル(Stops Level)を考慮した SL 更新ロジックを追加
- SELL ポジションの更新条件を修正し、初回 SL 未設定時にも対応
- 処理全体の分岐を整理して安定性を向上
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■ 追加パラメータ一覧(抜粋)
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[Daily Drawdown Limit]
EnableDailyDrawdown = true // 機能の有効/無効
DailyDrawdownPercent = 5.0 // 最大日次損失率(%)
[Overnight Time Filter]
EnableOvernightFilter = true // 機能の有効/無効
OvernightCloseTime = "23:50" // 決済時刻(HH:MM)
OvernightStartHour = 23 // 監視開始時刻(時)
OvernightStartMinute = 45 // 監視開始時刻(分)
[CSV Trade Log]
EnableTradeCSV = true // 機能の有効/無効
MaxCSVLines = 2000 // 最大行数
TradeCSVFileName = "ExoScalp_TradeLog.csv"
[Re-inquiry Settings] // GPT 再問い合わせ
EnableReinquiry = true // 逆行時に GPT へ再問い合わせして進路を再判定
※パラメーターの詳細説明や推奨値はインストールマニュアルを参照してください:
https://www.mql5.com/ja/blogs/post/761190
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■ バージョンアップによるメリット
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1. **リスク管理強化** ― 日次損失の上限設定で突発的な資金流出を抑制
2. **運用効率向上** ― 深夜スプレッド拡大や日替わりの流動性低下を自動回避
3. **分析力向上** ― 高解像度ログにより戦略検証と機械学習の材料を提供
4. **安定性向上** ― トレーリングストップ改良で利確・損切り動作が滑らか
5. **柔軟性向上** ― GPT 再問い合わせ機能をワンクリックで ON/OFF、API コストとロジック一貫性を調整可能
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■ アップグレード推奨理由
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- 既存のセットファイル/パラメータはそのまま利用可(後方互換性あり)
- 新パラメータを有効化するだけで、より安全かつ分析可能な取引環境を実現
- 将来の拡張に備えたモジュール構成で、追加機能の導入が容易
バージョン 3.35
2025.04.22
Japan AI Exo Scalp EA ― Version 3.34 リリースノート
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Version 3.34 は “三本の矢” アプローチを踏襲しながら **内部ロジックの洗練と
実運用で報告された不具合の解消** を中心に大幅メンテナンスを行いました。
従来版 (v3.33) からの主な変更点・修正点は以下の通りです。
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1. ExoLog ユーティリティの導入
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* 4 段階(INFO / WARN / ERR / DBG)の **統一ログ関数 `ExoLog()`** を新設。
外部変数 `DebugVerboseLogs` でデバッグ出力をワンタッチ制御でき、
テスター/ライブ双方でログの視認性が大幅向上。
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2. 指標スムージング強化 & DI 分析の追加
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* **EMA スロープ** を “直近 N 本の差分平均” で平滑化
(新パラメータ `SlopeSmoothBars`、既定 3)。
* **ADX の +DI / −DI 差 (`diffDI`)** を算出し、レンジ判定を数値化。
→ GPT への入力精度が上がり、**シグナルの一貫性が向上**。
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3. プロンプト設計の全面刷新
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* 旧複数関数を統合し **`BuildPromptWithForecast()`** へ一本化。
* GPT へ送る数値を `horizon, diffDI, slope_ema*, atr20` に絞り込み、
JSON で `{signal, high, low}` を受信。
* 予測高値・安値を `g_lastPredHigh / Low` に保持し、将来拡張に備えた。
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4. ブローカー依存の “エントリー・スキップ/SELL 偏り” を修正
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* 一部暗号資産口座で **スプレッドがポイント表記のまま 6 桁以上** になる
ケースを検知。
* `OpenPosition()` 内の **スプレッド計算ロジックを桁数自動判定方式へ
置換**し、正しく BUY/SELL 判定できるように修正。
* これに伴い、特定ブローカー環境で発生していた
「常に SELL へ偏る / すべてスキップされる」現象を解消。
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5. コード整理・不要パラメータ削減
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* RSI フィルタ関連など未使用パラメータを撤廃し設定画面を簡素化。
* 予測価格保持や関数分割を行い **デバッグ性・拡張性を強化**。
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■ 本アップグレードの意義
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1. **判断根拠をより定量的に**
DI 差分+EMA 平滑化により GPT が相場バイアスを正確に把握し、
ダマシ・偏りを低減。
2. **運用コストの削減**
ExoLog でログレベルを即時切替、ライブでも I/O を最適化。
3. **将来機能への布石**
予測高値/安値保持により、自動 SL/TP 最適化やチャート描画機能を
追加しやすい構造へ。
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今後もユーザー様のフィードバックとテスト結果を基に
さらなる最適化と機能拡張を行ってまいります。
ぜひ最新版 v3.34 の新ロジックをお試しください!
バージョン 3.33
2025.04.20
バージョン 3.33 2025‑04‑17
短期・中期・長期の為替指標を GPT に送るプロンプト構成をさらに最適化し、EA の判定精度と応答速度を向上させました。主な改良点は次のとおりです。
1. “三本の矢” パラメータ体系を再設計
- 1st / 2nd / 3rd Arrow を個別セクションに整理し、モデル・温度・ON/OFF をひとまとめで管理できるようにしました。
- 2nd・3rd Arrow はボタン 1 つで無効化でき、無効時は自動で合議対象から除外されます。
2. 温度(Temperature)の扱いをモデル別固定へ変更
- o‑family 系は常に 1.0、GPT 系はユーザー指定値を採用するロジックに統一しました。これにより不要な設定項目を削減しつつ応答を安定化します。
3. スプレッド判定ロジックを精密化
- 5桁ブローカーでも 1 pip = 10 pt になるよう換算を追加し、既定しきい値を 3 pip に最適化しました。過度なスプレッド環境での誤エントリーを抑止します。
4. ATR ベース SL/TP をボラティリティ連動型へ拡張
- 直近 50 本の ATR 平均と比較し、SL_ATR_Factor / TP_ATR_Factor を自動で ±20 % 内で補正。相場急変時のリスクと利益確定幅をバランスさせます。
5. コード整理とパラメータ名統一
- 重複していた構造体・関数を一本化し、不要コメントを整理。
- SpreadThreshold → SpreadThresholdPip など名称を明確化し、設定ミスを防止します。
6. 互換性と既存設定の維持
- 既存のリスク管理、トレーリング、ニュースフィルタ、MagicNumber 体系は変更せずそのまま動作します。
- 3.31 で作成したプリセットは項目名の自動マッピングにより読み込み可能です。
バージョン 3.31
2025.04.15
Japan AI Exo Scalp EA – Version 3.31 リリースノート
短期・中期・長期の為替予測データをより体系的にGPTへ送るプロンプト設計に改良を加え、EAの判断精度をさらに高めました。また、下記の新機能・改善を行っています。
1. 三本の矢(GPTモデル)のオン/オフ機能拡張
- 2番目・3番目の矢をパラメータ画面で「オン/オフ」切り替えできるようにしました。
- 1本目(1st Arrow)は常に有効。2番目(2nd Arrow)・3rd(3rd Arrow)は使用状況に合わせてON/OFFを自由に設定できます。
- オフにした矢は合議制の判定から除外されます。
2. "UseAllAgree"機能の削除
- これまで存在していた「3モデル全員一致でのみエントリーする」オプションを廃止しました。
- 今後はモデル数に応じた合議制ロジックに一本化しています。
- 1本のみ有効の場合は単独シグナル、2本有効の場合は2本の合意、3本有効の場合は従来どおり2-of-3多数決で判定します。
3. コード整理と重複定義の解消
- 構造体が重複定義されていた箇所を整理し、コンパイルエラーを起こしにくい構成に修正しました。
- C++系の構造体初期化記法をMQLでエラーなく動作するよう書き換えています。
4. 再問い合わせ(ドローダウン時の追加チェック)の調整
- 大幅な逆行(ATR×1.5以上)を検出すると追加のGPT問い合わせを行いますが、2番目・3番目の矢がオフでも問題なく動作します。
- クローズ判定も「2人以上が反対(NOまたは逆方向)ならクローズ」に統一しました。
5. 全体的な動作とパラメータは大きく変わらず
- 従来どおり短期・中期・長期インジケータを用いたGPT合議制ロジックを継承しています。
- リスク管理、トレーリングストップ、ニュースフィルタなど既存パラメータの変更はありません。
今後もバックテストやユーザー様からのフィードバックをもとに、機能拡張とロジックの改良を進めていく予定です。ぜひ新バージョンの機能をお試しください。
バージョン 3.3
2025.04.09
バージョン3.02 アップデート情報
1. TP設定の改善
- 従来バージョン(3.00)ではTP幅が極端に狭く、ポジションがすぐに決済されてしまう問題がありました。
- 3.01でGPTへのプロンプト仕様を変更し、EA内部の独自ロジックも見直すことで、より適切なTP幅が設定されるように改善しました。
2. ブレイクイーブン設定の拡張
- ブレイクイーブン(建値ストップ)の有効/無効を、ユーザーごとに切り替えられるようになりました。
- エントリー後の利確・損失リスク管理を、より柔軟にカスタマイズできます。
3. 最新モデル「gpt-4o-2024-08-06」の追加
- 新たに gpt-4o-2024-08-06 を導入し、より高度な解析と整合性の高いシグナルを得やすくなりました。
- これにより短期的な相場変動への応答精度を高めつつ、不要なノイズを減らして、総合的なパフォーマンス向上を目指しています。
4. 合議制ロジックの選択肢拡充(All 3 Confirmation 対応)
- これまでの多数決(2モデル以上がBUYまたはSELL)に加え、新たに「全モデル(3人)が一致した場合のみエントリーする(All 3 Confirmation)」といったモードを切り替えられるようになりました。
- より厳密なシグナルを求める場合は全員一致を採用、積極的にトレードしたい場合は2人一致でOK、といった形で運用ポリシーに合わせて選択可能です。
バージョン 3.0
2025.04.08
新バージョンリリースノート
このモデルは、日本の戦国武将である毛利元就の教訓である、1本の弓矢なら折れやすい、だが3本の弓矢なら折れないことをコンセプトに、OpenAIのフラッグシップ3モデルを活用した、全く新しいトレードシステムです。
1. マルチモデル合議制(「三本の矢」コンセプト)
- 旧バージョン (2.63): 単一のChatGPTエンドポイント(例:o1-mini)だけを使い、BUY、SELL、NOのシグナルを出すのみで、合議制はありませんでした。
- 新バージョン (3.0): o1-mini-2024-09-12、o3-mini、gpt-3.5-turboなど、3種類のGPTモデルを並列に呼び出し、それぞれ独立にインジケータデータを解析して以下を返します:
- "signal": "BUY / SELL / NO"
- "peak_price": 浮動小数点数
その後、EA側で多数決(3つ中2つ)または全会一致(3つ全て)の方式で最終シグナルを決定します。この「三本の矢」方式は、毛利元就の教え(一本の矢は折れやすいが、三本まとめれば折れにくい)から着想を得ています。
2. 時間足ごとのN本先予測を自動化
- 旧バージョン (2.63): M15などの固定的な設定(例:「次の12本」)を主に使い、あまり区別なく同じプロンプトを使っていました。
- 新バージョン (3.0): EAはGetForecastBarsByPeriod()でforecastBarsを動的に計算します。豊富なテストの結果、以下の最適値が得られました:
時間足 → 推奨N本
M1 → 10
M2 → 8
M3 → 6
M4 → 8
M5 → 10
M6 → 10
M10 → 9
M12 → 10
M15 → 12
M20 → 12
M30 → 12
H1 → 12
H4 → 20
H6 → 16
H8 → 15
H12 → 12
D1 → 7
W1 → 4
MN1 → 6
これにより、EAは各時間足に対して最適化された指示をGPTに与え、「何本先までの最高価格を予測するか」を正確に伝えられるようになりました。
3. ダイナミックなピーク価格(Peak Price)によるTP設定
- 旧バージョン (2.63): BUY/SELL/NOシグナルだけで、TP/SLはATRや固定pipsに基づくなど静的でした。ChatGPTの影響は少なかったです。
- 新バージョン (3.0): 各GPTモデルがpeak_priceを返すため、EA側でこれらを集約し、外れ値をフィルタしたり(例:中央値から最も遠い値を除外)、2モデルだけ合意の場合は「保守的な値」を選んでTPを設定します。こうして、市場のリアルタイム予測に合わせた柔軟なTPが可能になりました。
4. プロンプトの拡張と整合性ルール
- 旧バージョン (2.63): プロンプトが短く、peak_priceとsignalの関係を明示しなかったため、SELLにもかかわらずpeak_priceが現在価格より高い、など矛盾が起きました。
- 新バージョン (3.0): プロンプトで明確に指示:
- signal=BUYなら peak_price >= 現在価格
- signal=SELLなら peak_price <= 現在価格
こうすることで、AIがsignalとpeak_priceを論理的に一致させるよう努力します。
5. 「三本の矢」の解析と多数決
- 旧バージョン (2.63): ChatGPTモデル1回の呼び出しで、不確実な場合は「NO SIGNAL」が多く、複数モデルの統合はありませんでした。
- 新バージョン (3.0): 3つのモデルに対しSendChatGptRequest()を呼び出し、それぞれParseChatGptResponseSingleModel()でsignalとpeak_priceを取得。その後ParseChatGptResponseThree()で統合:
- 3つ全てBUY → BUY SIGNAL
- 3つ全てSELL → SELL SIGNAL
- 2つがBUY → BUY SIGNAL(2つのpeak_priceのうち「保守的」な値を使用)
- 2つがSELL → SELL SIGNAL(同様にSELLに合わせた値)
- それ以外 → NO SIGNAL
6. トレーリングストップとブレイクイーブンの強化(オプション)
- 旧バージョン (2.63): TrailingStartPips / TrailingStopPipsといった簡単なトレーリングだけで、ブレイクイーブンなどは言及されていませんでした。
- 新バージョン (3.0): UpdateTrailingStop()にブレイクイーブン機能を追加可能とし、十分に有利に価格が動いた際に利益の一部を確保できるようにしました。必須ではありませんが、サンプルコードで例を示しています。利益を伸ばしつつ、ある程度の確保も行えます。
7. 最大取引回数や各種フィルタの強化
- 旧バージョン (2.63): MaxTradesPerDayは300程度で、ニュースフィルターや時間フィルターもシンプルなものでした。
- 新バージョン (3.0): 取引回数の上限を増やし、セッション(時間帯)やニュースに対するフィルタをより高度に。入力パラメータで簡単にON/OFF可能です。
8. 結論
v2.63からv3.0への移行は、単一モデルから合議制AIへ大きく進化したといえます。3つのGPTを並列活用し、時間足に応じた予測範囲を動的に設定し、peak_priceとsignalの論理一致をプロンプトで求めることで、Japan AI Exo Scalp EA 3.0はより安定かつ柔軟なトレード戦略を実現します。
9. GPTへのデータ送信量の大幅削減
- 旧バージョン (2.63): GPTに大量の市場データを送っていたため、リクエストが遅くなる場合やトークン制限を超えるリスクがありました。
- 新バージョン (3.0): データ圧縮技術とインジケータ情報のコンパクトな形式への変換により、送信量を2.63比で4分の1程度に抑えています。その結果、通信速度が向上し、使用トークン量も減り、GPTとのやり取りがより効率的になりました。
バージョン 2.63
2025.04.01
新バージョンリリースノート
今回のアップデートでは、チャットモデル選択とTemperature(創造性パラメータ)の扱いを変更し、
より安定した動作と柔軟な設定ができるようになりました。以下に主な変更点をまとめます。
1. o1 / o3 系モデルでの Temperature 固定
- o1-mini-2024-09-12 や o3-mini、o1 などの「reasoning 系列」モデルは、
推論の品質や一貫性を優先しているため、Temperature(創造性)を 1.0 に固定するようにしました。
- そのため、EA上で 0.1 や 2.0 を指定しても、実際には 1.0 が適用されます。
2. GPT 系モデルでは Temperature 可変 (より最適化されたTemperature調整を実現)
- gpt-3.5-turbo / gpt-4-turbo / gpt-4.5-preview などの標準 GPT シリーズを選択した場合、
EAのインプットパラメータで設定した Temperature がそのまま反映されます。
- 従来よりもTemperature制御を最適化し、厳密寄り(例:0.1)からクリエイティブ寄り(例:1.0〜2.0)まで、
より細かい調整ができるようになりました。
3. その他リファイン
- ログ上で「最終的にどのTemperatureが使われたか」「ユーザー指定と実際の値の違い」が確認できるよう、
Printログを追加しました。
- EA全体の動作やトレードロジックには影響ありませんが、温度周りの処理がわかりやすくなっています。
以上が新バージョンの主な変更・改善点です。アップデート後は、o1系/o3系モデルを選択した際に
Temperatureを変更しても実質1.0が使われる点にご留意ください。GPT系モデルを選んだ場合は、
従来どおり自由に設定できますので、お好みに合わせてご活用ください。
バージョン 2.62
2025.03.26
最新アップデート
1. 新機能:トレーリングスタート を導入し、利益が一定pipsに達した段階から自動でストップを追従させるよう設定可能に。
2. 一部ハイレバレッジディーラーでトレーリングストップが発動しなかった問題を修正。
3. ロジック全体の安定性向上。
4. 推奨時間足別の初期設定例を追加。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 時間足別:おすすめ設定一覧(テキスト版)
● M15(15分足)
・TrailingStartPips(発動利益): 5〜10 pips
・TrailingStopPips(追従距離): 5〜10 pips
・備考: スキャル寄り/敏感追従
● M30(30分足)
・TrailingStartPips(発動利益): 10〜15 pips
・TrailingStopPips(追従距離): 10〜15 pips
・備考: デイトレ初級向け
● H1(1時間足)
・TrailingStartPips(発動利益): 15〜30 pips
・TrailingStopPips(追従距離): 15〜25 pips
・備考: しっかりトレンド追従型
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今回のアップデートにより、トレーリングストップの開始タイミングを柔軟に指定できる「トレーリングスタート」機能を追加し、より細かく利幅を追従したいスキャル派から、広めにトレンドをとらえたいスイング派まで対応できるようになりました。
また、ハイレバ環境でトレーリングが発動しないケースも修正しておりますので、これまで以上に安定して損益保護や利益確定を狙えます。
ご自身のトレードスタイルや時間足に合わせて最適な設定をお試しください。今後もさらなる改良を予定しておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
バージョン 2.61
2025.03.20
本日中(未明)にいただいているメッセージなどにご対応させていただきます。短時間でメッセージ送信を繰り返しますとMQLのシステム上で一定時間メッセージの送信ができなくなるため、順次対応させていただきますのでお待ちいただけますと幸いです。ご不便をおかけし、重ね重ねお詫び申し上げます。
最新アップデート
1. ニュースフィルター機能
- 本EAには、新たにニュースフィルター機能が追加されました。
MQL5の経済カレンダーを参照し、重要ニュース発表の前後一定時間をトレード禁止にすることができます。
- ニュースフィルター ON/OFF
・重要ニュース発表時に新規エントリーを停止するかどうかを設定できます。
・「発表前◯分」「発表後◯分」をパラメータで指定できるため、指標の急変動を回避しやすくなります。
- 重要度フィルター
・「High(重要度3)のみ停止」「Medium(2)以上停止」「Low(1)含むすべて停止」など、重要度によってフィルタリングが可能です。
・ニュース重要度: MQL5 では 1=Low, 2=Medium, 3=High で管理されます。
・利益を狙い、重要指標(High)だけを残してトレードするなど、柔軟な運用が可能です。
- ポジション自動決済機能
・ニュースフィルターが作動した際に、すでに保有しているポジションを自動でクローズするオプションも用意しています。
・大きな指標発表前後でのリスク回避に役立ちます。
2. チャートへの経済カレンダー描画
- 本バージョンでは、チャート上に経済指標イベントを視覚的に表示できる機能を追加しました。
1) 垂直線の表示
・過去・今後24時間分の指標時刻に合わせて、チャートへ自動的に垂直線を描画します。
・High/Medium/Lowの重要度によって線の色が変わり、視覚的に区別しやすくなっています。
2) 色分けとツールチップ
・High(重要度3) → 赤色
・Medium(重要度2) → オレンジ
・Low(重要度1) → 緑色
・マウスを合わせるとツールチップが表示され、指標名・時刻・重要度などの詳細を確認できます。
3) カスタマイズ可能
・パラメータ「ShowCalendarOnChart」をtrueにすると表示され、falseにすると描画が行われません。
・既存のトレードロジックは一切変わらず、あくまで「情報表示用」の機能です。
-
・ニュースフィルターで急変動リスクを低減しつつ、チャート上の描画で視覚的に経済指標を把握可能。
・本バージョンでは、安全性の向上と利便性の向上を同時に実現しています。
・ぜひ新しい機能を活用して、安全かつ効率的なトレードをお試しください。
バージョン 2.51
2025.03.18
簡易修正アップデート
EA内部でデバッグログをCSVに書き込む機能(WriteDebugCsv() 関数)が原因でファイル書き込みエラー(5004)が発生していました。
そこで、DebugToCSV フラグを false にし、CSVへの書き込みを行わないように修正しました。
バージョン 2.50
2025.03.17
最新アップデート
引き続き直接連絡のご返信ができず大変ご迷惑をおかけしております。3月20日以降、返信が可能になり次第早急に対応いたしますので今しばらくお待ちくださいませ。皆様のご協力に感謝いたします。
このEAでは、以下の機能が追加・改善されました:
今回のバージョン2.5は大幅にアップデートし、GPTを6つのモデルから選択できるようになりました。
各GPTモデルの精度やコストパフォーマンスを比較し、利用してください。
1. GMTオフセット機能
- `InpGMTOffsetHours` を使い、ブローカーサーバーの時差を設定できます。
- 例:GMT+3 なら「3」、GMT-5 なら「-5」と設定し、ロンドンやNYのセッション時間と合わせられます。
2. 固定ロット機能
- `UseFixedLot = true` にすると、リスク%ではなく常に `FixedLotSize` でトレードします。
- `UseFixedLot = false` なら従来通り `RiskPercent` に基づいたロット計算を行います。
3. GPTモデル選択機能
- 6種類のモデルからプルダウンで選択可能です。
- エントリーや決済判断時に、指定したモデルでChatGPT APIへ問い合わせを行います。
## 為替相場予測 各モデル評価 (最大10★)
7000トークン/1回問い合わせの推定コストについても参考にしてください。
1) o1-mini-2024-09-12
[分析精度] ★★★★★★★★☆☆ (8/10)
[リアルタイムデータ活用] ★★★★★★★★☆☆ (8/10)
[短期/長期予測への適応性] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[応答速度・処理効率] ★★★★★★☆☆☆☆ (6/10)
[コストパフォーマンス] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[7000トークン/1回問い合わせの推定コスト] $0.02 〜 $0.03
2) o3-mini
[分析精度] ★★★★★★★★☆☆ (8/10)
[リアルタイムデータ活用] ★★★★★★★★☆☆ (8/10)
[短期/長期予測への適応性] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[応答速度・処理効率] ★★★★★★★★☆☆ (8/10)
[コストパフォーマンス] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[7000トークン/1回問い合わせの推定コスト] $0.02 〜 $0.03
3) gpt-3.5-turbo
[分析精度] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[リアルタイムデータ活用] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[短期/長期予測への適応性] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[応答速度・処理効率] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[コストパフォーマンス] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[7000トークン/1回問い合わせの推定コスト] $0.013 〜 $0.02
4) gpt-4-turbo
[分析精度] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[リアルタイムデータ活用] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[短期/長期予測への適応性] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[応答速度・処理効率] ★★★★★★★☆☆☆ (7/10)
[コストパフォーマンス] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[7000トークン/1回問い合わせの推定コスト] $0.04 〜 $0.06
5) o1
[分析精度] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[リアルタイムデータ活用] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[短期/長期予測への適応性] ★★★★★★★★★☆ (9/10)
[応答速度・処理効率] ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3/10)
[コストパフォーマンス] ★★★★☆☆☆☆☆☆ (4/10)
[7000トークン/1回問い合わせの推定コスト] $0.26 〜 $0.39
6) gpt-4.5-preview
[分析精度] ★★★★★★★★★★ (10/10)
[リアルタイムデータ活用] ★★★★★★★★★★ (10/10)
[短期/長期予測への適応性] ★★★★★★★★★★ (10/10)
[応答速度・処理効率] ★★★★☆☆☆☆☆☆ (4/10)
[コストパフォーマンス] ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (2/10)
[7000トークン/1回問い合わせの推定コスト] $0.70 〜 $1.00
---
## Q&A
Q: “RiskPercent” を変更しても、いつも0.01ロットになってしまいます。なぜですか?
A: 主に以下の2つが原因です。
- リスク計算結果: リスクベースの計算で最低ロットを下回る計算結果になると、ブローカー側の最小ロットである0.01が適用されます。
- ブローカー制限: ブローカーが提供する最小取引ロットが0.01ロットである場合があります。
Q: この問題は将来のバージョンで修正されますか?
A: はい。今回のバージョンでは、固定ロットを使用するためのパラメータを追加しました。Lot Setting の項目でtrueを選択すると、たとえば「常に0.05ロットでエントリー」のように、リスクベースの計算をせずに固定ロットで運用できるようになります。
Q: 429エラーが出続けるのですが、どういう意味でしょうか?
A: 429エラーは、OpenAIのリクエスト数制限(レートリミット)に達した、もしくはAPIクレジットが不足したときによく発生します。OpenAIのBilling & Usageページを確認し、クレジットが足りない場合は追加してください。リクエスト制限が原因の場合は、BarsNeededを減らす、またはより長い時間足を使うなどしてリクエスト頻度を下げてみてください。
バージョン 2.42
2025.03.14
最新アップデート
規約によりアップデートはできるものの、皆様からのコメントやメッセージが一切見れず、引き続き皆様にご不便をおかけしており申し訳ございません。3月20日に復旧となりますが、復旧に向けて全力で動いておりますので今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
皆様よりご要望いただいておりました、パラメーターセットを商品ページ説明文の下部に掲載いたしました。まずは英語と日本語での掲載を行っておりますが、順次多言語対応いたしますので今しばらくお待ちくださいませ。
新機能
・ChatGPT o1モデルに対応いたしました!
ChatGptModelの項目をo1 にしていただくだけで、miniの上位モデルが利用できます。
推考や推察が高まりトレードレベルが上がることが期待されます。
改善
・パラメータの項目を見やすくし、トレード環境を整えました。
よくいただくご質問の回答
Q:トレードができません
A:多くの場合、OpenAI APIのクレジット残高不足が原因です。まずはOpenAIの管理画面にログインし、APIの残高が十分にあるかご確認ください。不足している場合は追加で課金をお願いいたします。
また、MetaTrader 5の画面下部にある「ツールボックス」→「エキスパート」タブでエラー表示がないかどうかもご確認ください。そちらに原因が記録されている場合があります。
バージョン 2.41
2025.03.13
最新アップデート
今回のバージョンアップで、よりスムーズで直感的なトレード環境を実現します。
・新機能: ニューヨーク時間とロンドン時間の取引フィルターを導入し、流動性の高い時間帯に焦点を絞ったエントリーが可能に。
・改善点: パラメータ設定を見直し、初期設定や調整の手間をさらに軽減。
・GPTの精度向上: シグナルや分析の正確性がさらにアップし、トレード判断を強力にサポートします。
どうぞ新しい可能性をお試しください。
使い方とメリット(日本語)
今回のバージョンでは、下記2つのオプションにより「流動性の高い時間帯」でのみ取引を行うよう制限できます。
・UseLondonSession (8:00~17:00 サーバー時間)
・UseNYSession (13:00~22:00 サーバー時間)
それぞれのパラメータを true にするだけで、対象のセッション時間帯だけトレードを行うようになります(両方 true なら、ロンドン~NY重複までカバー可能)。
流動性が高い時間帯を狙うことでスプレッドの安定やはっきりとした値動きを捉えやすくなり、余計なレンジ相場やスプレッド急拡大のリスクを避けられるのが本EAの大きな強みです。
UseLondonSession = false
UseNYSession = false
どちらのセッション設定もオフにした場合、時間帯による取引制限はかかりません。
終日いつでもEAがトレードを行うため、より多くのエントリーチャンスを狙えますが、流動性が低い時間帯の相場レンジやスプレッド拡大には注意が必要です。
バージョン 2.33
2025.03.12
バージョン2.33にアップデートしました。主な内容は以下のとおりです:
1)一部のハイレバ口座や古いMT5ビルドで、ポジションがクローズされずに積み重なる不具合を修正しました。サフィックス付き口座なども含めて30以上の口座で検証しております。
2) クールダウン機能について
パラメーター名:
・UseCooldown (true/false)
・CooldownBars (数字)
◆使用方法:
1.EAのパラメーター設定で UseCooldown = true にします。
2.CooldownBars にクールダウンしたいバー数を入力してください。ポジション決済後、このバー数だけは新しいエントリーをしないようになります。
・短い時間足 (例: M5 / M15) の設定例:
M15以下のスキャルピングでは、クールダウンを “3~5バー” ぐらいに設定しておくのがおすすめです。短い時間足だと同じバー内で相場が急変動しやすいので、連続エントリーを回避してドローダウンを抑えるねらいがあります。
・長い時間足 (H1 / H4) の設定例:
H1やH4のように1本のローソク足が長めな時間足では、クールダウンを1~2バー程度に抑えるだけでも充分なクールダウン効果が得られます。
ヒント:
連敗が重なっている場合や、相場が荒れてるときは CooldownBars の値を増やす(または機能をONにする)と落ち着いたエントリー管理が期待できます。
3) トレーリングストップ機能について
・パラメーター名:
UseTrailingStop (true/false)
TrailingStopPips (小数)
・使用方法:
1.EAの設定画面で UseTrailingStop = true にします。
2.TrailingStopPips の値をお好みに合わせて設定してください。たとえば20に設定した場合、含み益が20pipsを超えた時点で、自動的にSLが建値方向へ移動します(買いポジションなら上へ、売りポジションなら下へ)。
・推奨の使い方:
短期トレードで小さい利益を確実にとっていきたい場合は、10~20pipsくらいが目安です。
もう少し利益を伸ばしたいミドル~ロングトレードを狙うなら、30~50pips程度にしておくことで、早々に決済されるのを回避できます。
相場が大きく伸びる時に、手動でSLを移動しなくても自動で追随してくれるのがトレーリングストップのメリットです。
バージョン 2.2
2025.03.10
修正: 他のEAが取引した同一通貨のポジションを誤ってクローズしてしまう問題を修正(マジックナンバーが異なる場合でも影響が出ていた不具合を解消)。
安定性向上: ポジション管理の精度を向上させ、複数のEAを同時に使用する際の互換性を強化。
バージョン 2.1
2025.03.07
2025年3月7日:市場に合わせパラメーターとGPTの反応を調整しました。
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