共和レザー---自動車内装表皮材で世界2位、「レクサス」など高級ブランドに採用

共和レザー---自動車内装表皮材で世界2位、「レクサス」など高級ブランドに採用

30 9月 2015, 12:58
Kadze
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トヨタ(TOKYO:7203)の自動車内装材メーカーとして知られている共和レザー(TOKYO:3553)は自動車内装表皮材の分野で、世界で一位を占め、国内最大である。

ほかに作られている商品は豊かで、建材事業で使われている壁紙をはじめ、家具・室内ドアや壁面用木目、システムキッチンやユニットバス壁面などの装飾フィルム、家具用レザーも生産している。

服事業では広い用途に利用され、例えば、靴、鞄、雑貨製品だ。
2016年3月期の第1四半期(15年4-6月)決算は、売上高が前年同期に比べると、10.5%増の116.19億円、営業利益が同期に比べると66.2%増の9.59億円、経常利益が同期に比べると72.9%増の9.58億円、四半期純利益が同期に比べると18.2%増の5.73億円だった。 
用途別では主力の車両用の売上高が前年同期比19.2%増の86.62億円と2ケタの伸び。 
トヨタで採用されている範囲は高級ブランド「レクサス」をはじめ各社の新型車までだ。
それ、販売を拡大するように努力の成果は車両用内装材を発注先としては中国市場での現地欧米系自動車メーカーは今より拡販はもちろん、中国の子会社を通じて中国資本の自動車メーカーからも次々と受注する。
今まで1-2年の間に長城汽車、力帆汽車、吉利汽車などから自動車の内装材として利用されている合成皮革を受注し、納入開始中。 
日本にも主力なメーカーであり、中国系にも納入先を増やすので、中国事業の安定した成長すると予測できる。 
ほかにも、2016年はちょうど創立80年にあたるので、3月期を初年度とした中期経営計画「2020年ビジョン」を策定。 
販売面では、車両ウレタン合皮の採用されている車両の種類・使用部位拡大による拡大販売、北米・中国市場への販売供給体制整備による拡大販売、フィルム製品の高付加価値化と新市場開拓による拡大販売を推進する。 
グループ内生産体制の計画を見直し、車両製品拠点を拡充するより、壁紙、ファッション・生活資材製品の拠点集約や物流拠点の集約化を行う計画になる。 
これにより、2020年度(2021年3月期)の売上高は600億円(14年度実績451億円)、営業利益55億円(同25億円)を目標としている。 
なお、2016年3月期の1株あたり配当は28.00円が予想されており、配当性向は前期に比べ16.7ptプラスの36.1%。 
配当利回りは2.61%と相対的に高水準。