PositionSelectByTicket

指定したチケットによって今後の作業で使用する保有ポジションを選択します。関数の実行に成功した場合、trueを返します。関数の実行に失敗した場合、falseを返します。エラーに関する情報を取得するには、GetLastError()関数を呼び出す必要があります。

bool  PositionSelectByTicket(
  ulong  ticket     // ポジションチケット
  );

パラメータ

ticket

[in]  ポジションチケット。

戻り値

bool型の値。

注意事項

PositionSelectByTicket()関数はソフトウェア環境でのポジションについての情報をコピーし、後続のPositionGetDouble()PositionGetInteger()PositionGetString()の呼び出しは前にコピーしたデータを返します。これはつまり、ポジション自体はすでになくても(またはポジションのボリュームや方向が変わったなど)、このポジションのデータは取得できるということを意味しています。ポジションの最新データの取得を確実なものにする為には、直接PositionSelectByTicket()関数を適用前に呼び出すことをお勧めします。

こちらも同様にご覧ください。

PositionGetSymbol(), PositionsTotal(), ポジションプロパティ